アップスからKATIXへ

【2024年版】250ccスーパースポーツおすすめ10選【選ぶポイントも解説】

【2024年版】250ccスーパースポーツおすすめ10選【選ぶポイントも解説】

「250ccでかっこよくて速いスポーツバイクが欲しい」

そんな人におすすめできるバイクジャンルが「スーパースポーツ(SS)」です。

結論、バイクにスポーツ性能とカッコよさを求める人にはスーパースポーツが一押し。

この記事ではスーパースポーツの魅力や選び方、おすすめ車種を解説していきます。

読み終わる頃には欲しいバイクが出てきていることでしょう。

バイクの購入や乗り換えを考えてる方はぜひ参考にしてください。

  目次 閉じる  開く 

250ccスーパースポーツバイクの特徴

まずは250ccスーパースポーツ(SS)バイクの特徴を解説します。

  1. スーパースポーツの定義(レーサーレプリカとの違い)
  2. 250ccスーパースポーツバイクの特徴
  3. 250ccスーパースポーツバイクのメリット・デメリット

これらを順番に解説していきます。

スーパースポーツの定義とは?【レーサーレプリカとの違い】

スーパースポーツと似たジャンルにレーサーレプリカがあります。

それぞれの定義は

スーパースポーツ(SS)
  • 2000年代以降に発売された600cc以上のフルカウルスポーツバイク
  • 2010年頃から中型で流行ってきたフルカウルスポーツバイク

レーサーレプリカ
  • 1980~90年代前後に発売された250~400ccのフルカウルスポーツバイク

というのが一般的です。

イメージは似ていますがそれぞれジャンルの生い立ちは明確に違います。

べースになったプロトタイプのレーサーがあればレーサーレプリカ

スーパースポーツとレーサーレプリカを見分ける方法は、ベースになったプロトタイプのレーサーバイクがあればレーサーレプリカです。

プロトタイプのレーサーとは、レースで勝つことだけを目的とした市販されていないバイクのこと。ホンダで例えればGP500時代のNSR500・NSR250やMotoGPのRC212Vです。

1985年式NSR500 ▲の画像は1985年式NSR500、引用元:ホンダ公式

2ストロークの名車NSR250Rはレース専用車両NSR250のレプリカですので、[レーサーレプリカ]と呼びます。

スーパースポーツはプロトタイプのない市販車

スーパースポーツの由来はWSBK(スーパーバイク世界選手権)で戦っていたバイクです。

WSBKは「市販車ベース」の世界最高峰バイクレース。つまりスーパースポーツは市販車を改造して戦うレースが由来のバイクなのです。

▲の画像はZX-10RR、引用元

スーパースポーツはNSR500のようなプロトタイプをベースにしたバイクではないので、レーサーレプリカとは生い立ちがまったく違います。

ただ最近は、MotoGPの技術をCBR1000RRに取り入れているので、スーパースポーツとレーサーレプリカのジャンルを使い分けることはあまり意味がありません。

そのため本記事ではレーサーレプリカもスーパースポーツとして紹介しています。

車両の特徴

一般的なスーパースポーツの特徴を踏まえた上で、250ccスーパースポーツバイクならではの特徴

  • エンジンの気筒数はシングル~4気筒と幅広い
  • 大型SSからどこまで性能をフィードバックするかで値段が変わる
  • 大型SSより値段が安い
  • モデルチェンジの間隔が短い
  • 街乗りでも十分楽しめるエンジンパワー

のようなものがあります。

取り回しが良く、街乗りでも活躍するのが250ccスーパースポーツバイクの特徴です。

250ccスーパースポーツのメリット・デメリット

250ccスーパースポーツバイクの特徴を踏まえて、メリットとデメリットは下記のとおりです。

メリットデメリット
・初心者~上級者向けまで車種が幅広い
・初心者でも十分乗りこなせる敷居の低さ
・タイヤ代などコスト面で大型SSよりかなりお得
・CBR250RRやZX-25Rなどベテランでも積極的に選びたい車種がある
・スーパースポーツとしてはパワーがもっと欲しい
・ライディング技術が向上するとものたりなくなる
・低速トルクが細いエンジンになりがち
・フルカウル=ダサい・走り屋とみなされることがある

デメリットはバイクに乗ると変わっていく

先ほど解説したのは初心者が感じるデメリットです。

理由は250ccのスーパースポーツの良さは、バイクに乗っていくうちに再認識されることがあるから。

例えば大型のスーパースポーツを所有すると「大型SSは速すぎて楽しめない」というある意味贅沢なデメリットを味わいます。なので、大型バイクを経験した後で250ccに乗ると改めて楽しく感じることがよくあります。

また好きなバイクに乗っていれば、楽しすぎて「他人からダサいと思われているかも」なんてことはどうでもよくなりますよ。

250ccスーパースポーツバイクを選ぶ際のポイント

ここからは250ccスーパースポーツを選ぶコツを解説していきます。

最近のSSか一昔前のレーサーレプリカか選ぶ

250ccは1980〜1990年前後に凄まじいレーサーレプリカブームがあった排気量です。

特に2ストロークの250ccは今でも話題になり続けていますが、2ストロークは過走行に対する耐久性が少ないので当時のコンディションを維持するのにはお金がかかります。

結果的に維持費がかさみ「新車の250ccを買えばよかった」となりかねませんので、維持費が心配な人は新しいスーパースポーツを選びましょう。

250ccのSSは見た目で選んでも問題ない

スーパースポーツは排気量が大きくなるほどに日常の利便性が失われていくジャンルですが、250ccはSSの中では失敗しにくい排気量です。

250ccスーパースポーツの中でも特にアグレッシブな味付けのCBR250RR(2気筒)やZX-25Rを選んでも、初心者の手におえないというほどのパワーではありません。

「かっこいい!」って思えるバイクに乗るのが、一番満足感が高い選び方ですよ。

シングルから4気筒まで広い選択肢がある

スーパースポーツはハイパワーが持ち味のジャンルなので、馬力を絞り出すためにエンジンが高回転重視になり低回転のトルクが不足しがちです。

シングルエンジンを搭載したSSは最高馬力は期待できない代わりに、低回転からピックアップが良いダッシュをしてくれます。

大型のスーパースポーツは排気量の関係でシングルエンジンが選べませんが、250ccは歯切れの良いシングルエンジンを積んだスーパースポーツを選べる魅力的な排気量です。

シングルエンジンの音や特性が嫌いでなければ、ぜひ選択肢に入れてください。

おすすめの250ccスーパースポーツバイク10選

ではここからおすすめの250ccSS(スーパースポーツ)バイクを10車種紹介していきます。

CBR250RR/Honda(2気筒)【ホンダの後出しジャンケン】

(スペックは2017年式のもの)

型式2BK-MC51
メーカー希望小売価格777,600円
カラーヴィクトリーレッド
全長(mm)2065
全幅(mm)725
全高(mm)1095
シート高(mm)790
車両重量(kg)165
総排気量(cc)249
最高出力38PS/12,500rpm
最大トルク2.3kgf・m/11,000rpm
エンジン形式水冷・4ストローク・並列2気筒・DOHC
燃費40.1km/l(60km走行時)、26.7km/l(WMTCモード値)
燃料供給方式フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L)14

2017年にホンダが久しぶりに発売した250ccのフルカウルスーパースポーツがCBR250RR(MC51)です。

2000年に生産終了したCBR250RR(MC22)から数えると、CBR250RRの系譜は17年も途切れていたことになります。

MC51はブームが起きていたフルカウルスポーツバイク市場において、ライバルを研究しつくした性能で発売されました。

デザインにも抜かりはなく、CBRシリーズの中でかっこよさは一番ではないでしょうか。まさに【RR】の名前に相応しい内容と言えますね。

CBR250RR(MC51)はスロットルバイワイヤを採用したことで、3つのエンジンモードが選択可能。

  1. パワフルモード
  2. スタンダードモード
  3. タンデムモード

スロットルバイワイヤとはアクセルグリップの操作を電子制御でバイクのコンピューターに伝える技術で、モード切替など細かいエンジン調整が可能になります。

大型バイクでは採用が進んでいるエンジンのモード切替機能ですが、2017年は250ccには採用例がほぼありませんでした。

CBR250RR(MC51)は250ccのスーパースポーツの中で、全方位におすすめできる隙がないバイクですので、買った後に後悔することはまずないでしょう。

YZF-R25/Yamaha(2気筒)【YZF-Rシリーズの屋台骨】

(スペックは2021年式ABS付きのもの)

型式2BK-RG43J
メーカー希望小売価格595,000円
カラーシアンメタリック6
全長(mm)2090
全幅(mm)730
全高(mm)1140
シート高(mm)780
車両重量(kg)170
総排気量(cc)249
最高出力35PS/12,000rpm
最大トルク2.3kgf・m/10,000rpm
エンジン形式水冷・4ストローク・並列2気筒・DOHC
燃費37.7km/l(60km走行時)、27.2km/l(WMTCモード値)
燃料供給方式フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L)14

2014年にヤマハが久しぶりに出した250ccのロードスポーツがYZF-R25(1WD)です。公式キャッチコピーは「日常で乗れるスーパースポーツ」。

デザインの美しさが売りのヤマハらしいスーパースポーツで、発売当時はクラストップのパワーを発揮。

鋭い攻撃的なデザインですがバイクの作りとしてはオーソドックスな作りのSSです。

目を引く特別な機能はありませんが、回しやすいエンジンと使いやすい車体の組み合わせで毎日乗りたくなるスーパースポーツですね。

2世代目でデザイン大幅変更+倒立フォーク

2019年にフルモデルチェンジで2世代目となったYZF-R25(B3P)。

1世代目からの変更点は全体的に正常進化したことと、デザインが大幅に変更されたことです。

主な変更点
  • 倒立フォーク
  • LEDのヘッドライトとテールライト
  • センターのエアダクト

特にトップブリッジの肉抜き設計がクラスレスで、250ccとは思えないような高級感のあるコックピットにしびれた方も多いのではないでしょうか。

外装を画像で見ただけでは魅力が伝わりにくいので、ぜひ実車で生のデザインとコックピット周りを自分の目で味わってみてください。

ZX-25R/Kawasaki(4気筒)【令和の衝撃~まさかの250cc4気筒復活~】

(スペックは2021年式のもの)

型式2BK-ZX250E
メーカー希望小売価格750,000円
カラーメタリックスパークブラック
全長(mm)1980
全幅(mm)750
全高(mm)1110
シート高(mm)785
車両重量(kg)183
総排気量(cc)249
最高出力45PS/15,500rpm
最大トルク2.1kgf・m/13,000rpm
エンジン形式水冷・4ストローク・並列4気筒・DOHC
燃費24.0km/l(60km走行時)、18.9km/l(WMTCモード値)
燃料供給方式フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L)15

ZX-25Rは久々の250cc4気筒として2020年に発売。

2000年頃に排ガス規制とレース人気の終結から、250cc4気筒が軒並み廃番に。2000年から約20年もの間「250cc4気筒のバイクなんてもう出ないだろう」と言われていました。

ところが令和の時代に入って突然カワサキから発表された250cc4気筒のマシン。

しかもラム圧が効いている状態で46馬力というスペックが発表されたことで、レーサーレプリカ時代の規制値上限を超えたパワーのマシンが発売されるという情報にバイク業界は叫喚しました。

バイク界の令和の衝撃と言うべきビックニュースでしたね。

デビュー時点でフルスペック状態

すごいのは馬力だけではありません。

  • ラジアルモノブロックキャリパー
  • モード切り替え可能なトラクションコントロールとエンジン出力
  • 飾りではないラムエアシステム

など、走りの機能はフルコンプリート。

まさに250ccフルスペック状態でのデビューでした。

Ninja250のフルモデルチェンジではなく、車種名がZX-25Rの新型としての発売に納得したはずです。

現代の技術を集結した官能的なエンジンサウンド

ZX-25Rの特に伝えたい魅力は、レーサーレプリカ時代のバイクより優れているエンジンサウンドです。

筆者は何回も街中で見かけておりますが、官能的という表現がぴったりな本当に良い音がしますよ。

▼参考に色々なマフラーでのエンジンサウンドが聞ける動画▼

動画では音の良さが伝わらないので、ZX-25Rを見かけたらエンジン音を生で聞いてくださいね。

Ninja250/Kawasaki(2気筒)【250ccニンジャのスタンダード】

(スペックは2021年式KRTエディションのもの)

型式2BK-EX250P
メーカー希望小売価格595,000円
カラーライムグリーン×エボニー
全長(mm)1990
全幅(mm)710
全高(mm)1125
シート高(mm)795
車両重量(kg)166
総排気量(cc)248
最高出力37PS/12,500rpm
最大トルク2.3kgf・m/10,000rpm
エンジン形式水冷・4ストローク・並列2気筒・DOHC
燃費37.0km/l(60km走行時)、26.2km/l(WMTCモード値)
燃料供給方式フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L)14

2008年に登場したフルカウルロードスポーツがNinja250R(EX250K)。

2000年頃にフルカウルのバイクが軒並み生産終了になってから、日本市場で久々に登場したフルカウルロードスポーツです。

フルカウルバイクのブームはすでに終わったという予想を裏切り、1世代目2世代目と続き3世代目もヒットさせたカワサキの大ヒットモデルになりました。

▲画像は2代目Ninja250(EX250L)

2代目Ninja250から最後のRの文字がなくなりました。

3世代目Ninja250からNinjaブランドとしてシリーズ展開

3世代目Ninja250(EX250P)は2018年に登場。

Ninjaシリーズとして1000ccから同じデザインを受け継いでブランド展開をしています。

画像だけでは何ccのNinjaなのか分からないほど似通ったデザインのため、リーズナブルな小さい排気量ほどNinjaシリーズに乗っているという満足感を味わえるでしょう。

Ninja250SL/Kawasaki(単気筒)【シングルというニンジャシリーズの異端児】

(スペックは2016年式ABS KRTエディションのもの)

型式JBK-BX250A
メーカー希望小売価格523,800円
カラーライムグリーン×エボニー
全長(mm)1935
全幅(mm)685
全高(mm)1075
シート高(mm)780
車両重量(kg)151
総排気量(cc)249
最高出力29PS/9,700rpm
最大トルク2.2kgf・m/8,200rpm
エンジン形式水冷・4ストローク・単気筒・DOHC
燃費43.0km/l(60km走行時)、31.3km/l(WMTCモード値)
燃料供給方式フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L)11

元気な水冷シングルエンジンを搭載して2015年に登場した250ccスーパースポーツが、Ninja250SL(BX250A)です。

エンジンはスリム&ハイパワーで歴史が長く、信頼性の高いDトラッカーのエンジンを使用。

馬力至上主義の日本ではマニアックなコンセプトのバイクですが、圧倒的な軽さとスリムな車体は生で見たことがある人なら驚くほどにコンパクトで細身です。

専用フーレムを使用したカワサキの本気

Ninja250SLのすごいところはNinja250とは別にSL専用フレームを作ったところ。

  • とにかく軽く
  • とにかくスリムに
  • とにかくコンパクトに

というコンセプトのマニアックなシングルスーパースポーツバイクがNinja250SLなのです。

一度100馬力オーバーの4気筒スーパースポーツを体験した人が、軽快な250ccに戻りたいと思ったときにおすすめしたい一台ですね。

RC250/KTM(単気筒)【READY TO RACEの入門機】

(スペックは2015年式のもの)

メーカー希望小売価格620,000円
カラーホワイト
全長(mm)1995
全幅(mm)705
全高(mm)1099
シート高(mm)820
乾燥重量(kg)147
総排気量(cc)248.8
最高出力31PS/9,000rpm
最大トルク24N・m/7,250rpm
エンジン形式水冷・4ストローク・単気筒・DOHC
燃料供給方式フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L)10

KTMのフルカウルスポーツラインであるRC125とRC390の間のクラスに投入されたマシンがRC250です。

9000回転で31馬力を発生させる高出力なシングルエンジンを搭載したスーパースポーツで、RC390のスケールダウンとして設計されました。

国産車とは全く違う攻撃的で直線を意識したデザインは外車らしく、国産が多い250ccクラスの中でも特に強い個性をアピールしていますね。

シングルエンジンを搭載した250ccスーパースポーツは選択肢が少ないので、クラスの中では特に魅力的なバイクの一台と言えます。

GSX250R/Suzuki(2気筒)【GSX-Rにしないスズキの良心】

(スペックは2021年式ABS付きのもの)

型式2BK-DN11A
メーカー希望小売価格518,000円
カラートリトンブルーメタリックNo.2
全長(mm)2085
全幅(mm)740
全高(mm)1110
シート高(mm)790
車両重量(kg)181
総排気量(cc)248
最高出力24PS/8,000rpm
最大トルク2.2kgf・m/6,500rpm
エンジン形式水冷・4ストローク・並列2気筒・SOHC
燃費41.0km/l(60km走行時)、32.5km/l(WMTCモード値)
燃料供給方式フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L)15

スズキのフルカウルスポーツバイクの中で、特に優れたデザインのバイクがGSX250R(DN11A)です。

スズキのバイクに詳しい方ならお分かりだと思いますが、GSX-R250ではなくGSX250Rという車種名はスーパースポーツではなくロードスポーツの証。

[GSX-R]とはスズキの中で最高の性能を持ったバイクに付けられる名前だからです。

GSX250RはエンジンをGSR250から流用し、レスポンスをアップさせるも馬力は変えず。

最高馬力は8000回転という低めの回転数で発生する低回転から使いやすいエンジンです。

▲画像はエンジンのベースとなったGSR250

GSX250Rはユーザーフレンドリーなロードスポーツ

GSX250Rはスーパースポーツとは言えないかも知れません。

250ccはエントリークラスで、初心者が初めて乗るバイクとして選ぶ確率が高い排気量。

バイクを買うユーザーの中で、超高回転エンジンを使いこなせる割合は少数だということをスズキはわかっているのですね。

スズキはGSX250Rを、

  • デザインはスーパースポーツ
  • 中身は扱いやすいロードスポーツ

というコンセプトで設計しています。

スペックではライバルに負けますが、購入後の満足度は決してライバルに負けることはないでしょう。

まさにスズキの良心で作られたバイクだと言えます。

NSR250R/Honda(2気筒)【後にも先にも最強最速の250cc】

(スペックは1993年式SEのもの)

型式MC28
メーカー希望小売価格720,000円
全長(mm)1970
全幅(mm)650
全高(mm)1045
シート高(mm)770
車両重量(kg)157
総排気量(cc)249
最高出力40PS/9,000rpm
最大トルク3.3kgf・m/8,500rpm
エンジン形式水冷・2ストローク・V型2気筒・クランクケースリードバルブ
燃費22.2km/l(60km走行時)
燃料供給方式キャブレター
燃料タンク容量 (L)16

1986年に登場した250ccの2ストロークレーサーレプリカがNSR250R(MC16)。

排ガス規制で1999年に生産終了となるまで、不動の座を築き続けていた名車の中の名車です。

初代のMC16から2年後の1988年に、NSR250R(MC18)としてモデルチェンジをしました。

世に言う「ハチハチ」のNSRです。

カタログ上は45馬力でしたが、ちょっと手を入れるだけで凄まじいパワーが出る、ある意味問題になった伝説のバイク。

さらに1990年にMC21に、1993年にMC28と進化を続け第一線を走り続けました。

現在ではプレミアが付いており価格の高騰が凄まじく、最終型MC28のSPレプソルカラーは価格300万以上の車体もあります。

消耗パーツの用意など車両の維持管理の面で初心者にはおすすめできませんが、SS好きライダーなら一度は乗ってみたい不動の名車ですね。

RGV250Γ/Suzuki(2気筒)【最後まで進化し続けた2ストパイオニア】

(スペックは1992年式のもの)

型式VJ22A
メーカー希望小売価格616,000円
全長(mm)1980
全幅(mm)690
全高(mm)1070
シート高(mm)760
乾燥重量(kg)139
総排気量(cc)249
最高出力45PS/9,500rpm
最大トルク3.8kgf・m/8,000rpm
エンジン形式水冷・2ストローク・V型2気筒・クランクケースリードバルブ
燃料供給方式キャブレター
燃料タンク容量 (L)16

RG250Γ(GJ21A)は1983年に登場した、250ccカウル付き2ストスポーツバイクです。

レーサーレプリカの火付け役となったバイクで、ブームに合わせて各メーカーからカウルを付けた中型の車両が数多く世に出てきました。

▼RG250Γは1988年にV型エンジンを搭載したRGV250Γ(VJ21A)へモデルチェンジ。

▼さらに2年後の1990年にVJ22Aへと進化を遂げます。

レーサーレプリカブームが終わっても魂のフルモデルチェンジ

90年に入るとレプリカブームは勢いをなくし各メーカーは生産台数を落としていきました。

▼しかしスズキは1996年にフルモデルチェンジをしてRGV-Γ250SP(VJ23A)を発売。

新設計のV型エンジンを搭載し車体も全面新設計、まさにフルモデルチェンジと言える気合の入ったモデルチェンジです。

すでにレーサーレプリカブームは過ぎ去っていて販売台数は見込めるはずもなく、それほどヒットはしませんでしたが、ブームの火付け役をしたパイオニアとして最後まで存在感を見せつけました。

現在はかなりのプレミアがついており価格が高騰していますが、状態の良い車両に出会ったのなら検討すべき1台と言えますね。

CBR250RR(MC22)/Honda(4気筒)【カムギアトレーンの官能的な高回転エンジン】

(スペックは1994年式のもの)

型式MC22
メーカー希望小売価格620,000円
カラートリコロール
全長(mm)1975
全幅(mm)675
全高(mm)1080
シート高(mm)735
車両重量(kg)158
総排気量(cc)249
最高出力40PS/14,500rpm
最大トルク2.4kgf・m/11,500rpm
エンジン形式水冷・4ストローク・並列4気筒・DOHC
燃費37.0km/l(60km走行時)
燃料供給方式キャブレター
燃料タンク容量 (L)13

1990年CBR250R(MC19)をフルモデルチェンジして登場したバイクがCBR250RR(MC22)です。

クラス最高の45馬力を叩き出すカムギアトレーンのエンジンを搭載したレーサーレプリカ。

走行中のエンジン音はまさにF1に乗っているというような音で、スポーティに走ると12000回転以上を維持するような超スーパー高回転型エンジンです。

1994年に調整が入り馬力は40馬力に変更され、若干トルク型のエンジンになりました。 CBR250RRが生産終了になった後は、

▼ジェイド

▼ホーネット250

にエンジンが使われました。

当時のCBR250RRはCBR400RRを含め低重心化設計で運動性能向上を目指していて、横から見ると「くの字」に曲がった独特なフレームを採用しています。

引用元

250cc4気筒のZX-25Rが新車で買える令和の現代でも、ツインスパーフレームを搭載した高性能レーサーレプリカとして人気の1台ですよ。

まとめ:250ccのSSには使い切る楽しみがある

今回は250ccスーパースポーツの選び方やおすすめ車種を紹介してきました。

250ccは一昔前のレーサーレプリカも魅力ですが、2000年以降にも乗ってみたくなるSSが多数発売されています。

スーパースポーツはバイクの運動性能と優れたデザインの両方を楽しめる、昔から世界中で人気のジャンルです。

なかでも250ccのSSは

  • リーズナブル
  • 車格的にも気軽に楽しめる
  • 排気量を使い切った感覚でスポーツライディングできる

といった250ccならではの魅力を楽しめます。

気になるバイクがあれば、ぜひ直接バイクショップに足を運んでみてくださいね。

また、乗り換えの際は弊社で運営するカチエックスを使うと、写真だけで全国の業者にネット完結型の査定を申し込めます。

面倒な連絡は専任スタッフがすべて代行するので、ネットで手間なく早く高く売りたい方にはおすすめですよ。

バイクを売ろうと思ったときにこんな不安はありませんか?

  • 査定してもらうために、何店舗も回るのはめんどうだな
  • 一括査定に申し込むと、いろんな業者から電話がかかってきて嫌だな
  • 買いたたきや価格交渉も苦手だな

カチエックスなら、こういった心配は一切いりません。
愛車の写真を撮って送るだけで、最大17社から入札が入り、最短翌日に最高額がわかります。 売却を決めるまで、業者とのやりとりはなく、もちろん電話ラッシュもありません。 ネット完結のサービスなので、引き取り時の減額や価格交渉もありません。 業者とのやりとりや価格交渉は全てあなた専任の担当スタッフが代行します。

ストレスなくバイクを売却したいときは、ぜひカチエックスにお任せください。

【この記事を書いたライター】よしのパパ

関連記事

【疲れない!】旅を楽にする長距離ツーリング向き大型バイク7選

関連記事

【2024年版】ミドルクラスのスーパースポーツおすすめ10選【600~850cc】

関連記事

【2024年版】1000ccスーパースポーツおすすめ10選【選ぶポイントも解説】