山道を泥をかき分けながら走るオフロードバイクは、バイク特有の魅力がいっぱいです。
ただし似たようなデザインが多いため、「買う時ってどこを見ればいいの?」となってる方も多いはず。
そこで今回カチエックスでは70人のライダーにアンケートを取り、「おすすめのオフロードバイク5選」を作成しました。
実際オフロードバイクに乗るライダー達に、選び方のポイントもお聞きしたので是非参考にしてみてください。
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【前提知識】オフロードバイクのメリットとデメリット
おすすめ車種を紹介していく前に、オフロードバイクのメリット・デメリットについて触れていきます。
- メリット①:どこでも走れる
- メリット②:軽いバイクが多い
- メリット③:積載性が高い
- デメリット①:高速巡行や長距離には向かない
- デメリット②:足つきが悪いバイクが多い
- デメリット③:1人だと危険
「もう知ってるよ~!」という方は先に進んでしまって大丈夫ですよ。
メリット①:どこでも走れる
オフロードバイク最大のメリットは悪路でも難なく走れるところです。
厳密にはオフロード以外のバイクでも走ること自体はできますが、ブロックタイヤじゃないので危険。
どんな道でも気にせず走れるのはオンロードバイクの魅力ですね。
メリット②:軽いバイクが多い
オフロードバイクには車重が軽いバイクが多く、取り回しの良さを感じられる機会が多いです。
軽くて扱いやすいことで、足元が不安定な状況でも自由自在にコントロールできるようになりますよ。
メリット③:積載性が高い
オフロードバイクはラゲッジスペースが確保されているので、荷物をたくさん詰めるバイクが多いです。
キャンプなど荷物をたくさん持っていきたい場合にも大活躍してくれますね。
デメリット①:高速巡行や長距離には向かない
オフロードバイクはライディングポジションがほぼ直立なので、風をもろに受けることになります。
高速巡行や長距離ツーリングをすると疲労を感じることもありますね。
デメリット②:足つきが悪いバイクが多い
オフロードバイクはシート高が高いものが多いので、足つきは他のタイプより悪くなりがちです。
低いと地面に擦ってしまうので仕方ないですが、ちょっと気になる部分ではありますね。
デメリット③:1人だと危険
キャンプくらいなら問題ないですが、山道などを1人で行くと万が一何かあった時に危険です。何かあった時のために準備しておく必要があります。
ソロツーリングがメインの人は少し悩むポイントではありますね。
オフロードバイクを選ぶ上で重要視すべきポイント
第1位 | 走行性能:32.3% |
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第2位 | 足つき:29.0% |
第3位 | デザイン:22.6% |
第4位 | 価格:12.9% |
第5位 | 燃費:3.2% |
アンケートの結果、第1位は走行性能、第2位は足つき、第3位はデザインとなりました。
やはりオフロードバイクは山道などの路面状況が悪い場所を走るケースが多いため、オフロード性能は重要なポイントですよね。
また、足つきが悪くなると転倒リスクも高まるため、しっかり足がつくかは確認する必要があります。
70人のライダーに聞いたおすすめのオフロードバイク5選
ここからは70人のライダーに直接聞いた「おすすめのオフロードバイク5選」をご紹介していきます。
第1位:セロー250/225/ツーリングセロー
堂々の第1位に輝いたのはオフロード界の名車中の名車「セロー」です。
「オフロードバイクと言えばセロー」というくらい有名なバイクなので、2位以下に圧倒的な差をつけて優勝でした。
250を挙げて頂いてる方が多かったですが、225とツーリングセローも複数名いたのでセロー人気の高さを感じましたね。
最終型式 | 2BK-DG31J |
---|---|
平均中古価格相場 | 55万円 |
全長(mm) | 2100 |
全幅(mm) | 805 |
全高(mm) | 1160 |
シート高(mm) | 830 |
車両重量(kg) | 133 |
総排気量(cc) | 249 |
最高出力 | 20PS/7,500rpm |
最大トルク | 2.1kgf・m/6,000rpm |
エンジン形式 | 空冷2気筒OHC2バルブ |
燃費 | 48.4km/L(国交省届出(60km/h走行時))、38.7km/L(WMTCモード値) |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
燃料タンク容量 (L) | 9.3 |
足つき | 4.4 |
---|---|
走行性能 | 4.4 |
取り回し | 4.2 |
積載性 | 3.6 |
燃費 | 3.9 |
足つきに関しては、160cmで比較的良い、170cmでとても良いとのことでした。
セロー250に対する口コミ
大学時代の先輩がのっていたバイクがセローだった。ときどき運転させてもらっていた。オフロードバイクといえば、セローのイメージしかない。(50代、男性、175cm)
足つきがよくバイクを乗りこなすという事を楽しみやすいバイク オフロードでパワーを引き出し扱いやすいというのはとても大事だと思います。(50代、男性、172cm)
車高が低く足はつきやすいのに最低地上高は高いのでデコボコした道でも地面にエンジンなどがぶつからない所がオススメです。(20代、女性、160cm)
セローは低身長の人でも足つきが良いのに、地面にエンジンなどをぶつけない絶妙な高さになってるのが優秀ですね。
デザインの洗練さはさすがヤマハですし、オフロードバイクとしては非の打ち所がないバイクです。
第2位:CRF250L
第2位にランクインしたのはホンダ「CRF250L」です。
車名末尾のLは、LEGAL(リーガル=合法)の意味で、モトクロスマシンを継承してるけど公道用としても走れることを表していました。
CRF250ラリー、CRF125などにも複数票が入っており、CRFシリーズの人気の高さが伺えますね。
最終型式 | 2BK-MD47 |
---|---|
メーカー希望小売価格(税込) | 599,500円 |
全長(mm) | 2230 |
全幅(mm) | 820 |
全高(mm) | 1200 |
シート高(mm) | 880 |
車両重量(kg) | 140 |
総排気量(cc) | 249 |
最高出力 | 24PS/9,000rpm |
最大トルク | 2.3kgf・m/6,500rpm |
エンジン形式 | 水冷単気筒DOHC4バルブ |
燃費 | 46.0km/L(国交省届出(60km/h走行時))、34.8km/L(WMTCモード値) |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
燃料タンク容量 (L) | 7.8 |
足つき | 4.2 |
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走行性能 | 4.6 |
取り回し | 4.2 |
積載性 | 3.0 |
燃費 | 3.8 |
足つきに関しては、165cmで比較的良い、175cmでとても良いとのことでした。
CRF250Lに対する口コミ
燃費も良く、乗っていても疲れにくい、とにかく乗り心地も使い勝手も良い。(30代、女性、165cm)
美しいカラーリングは女性にも向くものだと思います。走りに柔軟性があり、それでいて車体はしっかりとしているのでガタガタ道でもスムーズな走行が可能です。砂利道でも飛ばせる安定性があります。(30代、男性、172cm)
とにかく運転していてもコントロールしやすいバイクですし、オフロードでなくても十分に走れるので利便性が高いです。(30代、男性、173cm)
走行性能と取り回しが特に高評価だったように、悪路でもスムーズに走っていける操作性が強みですね。
また、公道でも問題なく走れることから使用の幅が広く、コスパの良いバイクです。
第3位:CT125 ハンターカブ
第3位はキャンプツーリングにも大人気のホンダ「CT125 ハンターカブ」がランクインしました。
最終型式 | 2BJ-JA55 |
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メーカー希望小売価格(税込) | 440,000円 |
全長(mm) | 1960 |
全幅(mm) | 805 |
全高(mm) | 1085 |
シート高(mm) | 800 |
車両重量(kg) | 120 |
総排気量(cc) | 124 |
最高出力 | 8.8PS/7,000rpm |
最大トルク | 1.1kgf・m/4,500rpm |
エンジン形式 | 空冷単気筒OHC2バルブ |
燃費 | 61.0km/L(国交省届出(60km/h走行時))、67.2km/L(WMTCモード値) |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
燃料タンク容量 (L) | 5.3 |
足つき | 4.0 |
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走行性能 | 4.0 |
取り回し | 4.5 |
積載性 | 4.5 |
燃費 | 4.5 |
足つきに関しては、160cmで比較的良いとのことでした。
CT125 ハンターカブに対する口コミ
元がスーパーカブのため操作性が良い、燃費も良いので通勤に使える、荷台が広くホムセン箱をつけるとかなりの荷物が運べる、キャンプや釣り等で1台ほしいバイクだと思います。(30代、男性、160cm)
かっこいい、パーツがたくさんでている(50代、男性、168cm)
CT125 ハンターカブはカブシリーズ特有の圧倒的な燃費の良さに加え、デザイン性の高さやオフロード性能を高めたバイクです。
キャンプツーリングをする人も増えた影響で、現在なかなか買えない状況になってますね。
オシャレなので街乗りでも全く問題なく乗れて、使い勝手がとても良いバイクですね。
第4位:WR250R
第4位はオフロードにおけるYZF-R1というコンセプトで登場したヤマハ「WR250R」です。
最終型式 | JBK-DG15J |
---|---|
平均中古価格相場 | 780,000円 |
全長(mm) | 2190 |
全幅(mm) | 810 |
全高(mm) | 1235 |
シート高(mm) | 895 |
車両重量(kg) | 132 |
総排気量(cc) | 249 |
最高出力 | 31PS/10,000rpm |
最大トルク | 2.4kgf・m/8,000rpm |
エンジン形式 | 水冷単気筒DOHC4バルブ |
燃費 | 34.0km/L(国交省届出(60km/h走行時)) |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
燃料タンク容量 (L) | 7.6 |
足つき | 3.5 |
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走行性能 | 5.0 |
取り回し | 4.0 |
積載性 | 3.0 |
燃費 | 3.0 |
足つきに関しては、170cmでまずまず、173cmで比較的良いとのことでした。
WR250Rに対する口コミ
操作性を最大限に引き出すためにバランスを考えられたデザインと市販とは思えないパワーがあるエンジン(40代、男性、170cm)
タイヤの回転数が高く、その機能をスムーズに発揮するだけの性能があります。土の上での走行に優れ、舗装されていない道でもなるたけ自然な走りを実現することが可能です。実用性の高い走りを確実にした優れものです。(30代、男性、173cm)
WR250RはオフロードのYZF-R1というコンセプトの通り、抜群の走行性能について高い評価をしてる人が多かったですね。
悪路でも街乗りでもストレスない走りができるのが強みですね。
第5位:KLX250
第5位は「闘う、4スト。」と呼ばれたカワサキの4ストオフロードトレール「KLX250」です。
ちなみに低排気量のKLX125にも複数票がはいっていたので、コアなファンが存在してそうですね。
最終型式 | JBK-LX250S |
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平均中古価格相場 | 約530,000円 |
全長(mm) | 2200 |
全幅(mm) | 820 |
全高(mm) | 1190 |
シート高(mm) | 890 |
車両重量(kg) | 136 |
総排気量(cc) | 249 |
最高出力 | 24PS/9,000rpm |
最大トルク | 2.1kgf・m/7,000rpm |
エンジン形式 | 水冷単気筒DOHC4バルブ |
燃費 | 40.0km/L(国交省届出(60km/h走行時))、29.5km/L(WMTCモード値) |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
燃料タンク容量 (L) | 7.7 |
足つき | 3.8 |
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走行性能 | 4.8 |
取り回し | 4.3 |
積載性 | 3.0 |
燃費 | 3.8 |
足つきに関しては、170cmで比較的良い、173cmでとても良いとのことでした。
KLX250に対する口コミ
悪い道でも衝撃をしっかりと吸収してくれるので、オフロードバイクとしては抜群の乗り心地でおすすめです。(30代、男性、173cm)
車体が軽量なので足回りが良く、悪路でも走行しやすいところ(30代、男性、169cm)
KLX250に対しては、オフロードでも抜群の乗り心地を発揮することに高評価をしてる人が多いです。
ファイナルエディションは大きくKLXの文字が入った特別仕様となっているので、気になる方はぜひバイクショップの在庫を確認してみてください。
まとめ:【2024年版】おすすめのオフロードバイク5選【70人のライダーに調査】
今回はおすすめのオフロードバイクについてお話してきました。
オフロードバイクは走行性能が高いものも多く、アウトドアだけでなく、街乗りでも活躍してくれるものも多いです。
今回お伝えした選ぶ際のポイントや実際のライダー達の口コミも参考にしながら、ベストなオフロードバイクを是非選んでみてくださいね。
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