「スクーターの方が使い勝手が良いのはわかってるんだけど、どうせなら大型バイクを通勤に使ってみたい!」
大型バイクを持ってる人でも、通勤用に125ccや250ccクラスを複数台持ちしていることが多いです。一般的に、大型バイクは燃費や取り回しなどを考えると通勤には向きません。
ただ、生粋のバイク乗りであれば、分かっていても大型バイクでの通勤を夢見るものですよね。
そこで今回カチエックスでは70人のライダーにアンケートを取り、「通勤におすすめの大型バイクTOP5」を作成。
大型バイクならではの存在感を放ちながらも、通勤に使っても問題ない性能を誇るバイクを集めました。
どうせだったら通勤も自慢の愛車でしたいと考えている方はぜひご覧ください。
※ 幅広い年代の方にご回答いただきました
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大型バイクで通勤するメリット5つ
わざわざ大型バイクを通勤で使うわけなので、燃費や使いやすさではないメリットがあるはずですよね。
70人のライダーに大型バイクで通勤するメリットを聞いてきたので、ぜひ読みながら気持ちを高めてみてください!笑
気分が上がる
憂鬱な出勤も大好きなバイクで通勤することで気分が上がることです。(30代、男性、ドラッグスター1100乗り)
格好いい通勤をすることで仕事のモチベーションが上がる。(30代、男性、レブル500乗り)
通勤ですら気晴らしになる(50代、男性、VFR800X乗り)
電車通勤が憂鬱な人は多いですが、大好きな大型バイクで通勤をすることで出勤前から気分がブチ上がります。
仕事のパフォーマンスも上がって評価に繋がるなら、バイク通勤のメリットは大きいですよね。
退勤後にそのままツーリングに行ける
たまにではありますが、早めに職場を退勤した後にリフレッシュがてらツーリングし、自宅に帰る事もあります。その他にもほぼ毎日乗ることで、愛着が湧く(30代、男性、SV650乗り)
仕事が終わった後にそのままツーリングにも行けますし、特に週末だと仕事後の時間を活用しやすいです。(30代、男性、レブル500乗り)
通勤時間が趣味の時間にもなる。公共交通機関のように定時に縛られにくい。仕事帰りにそのまま行きたい場所に行ける。(30代、女性、SV650乗り)
ちょっと早く仕事を終えて、そのまま颯爽とツーリングに行けるって最高ですよね。
スクーターだと気分がイマイチ盛り上がらないこともありますが、自慢の大型バイクならそのままツーリングに行っても全く問題ありません。
安定感があって疲れにくい
渋滞にはまりにくい。車のような安定感。季節を感じる。(40代、女性、レブル500乗り)
原付バイクと違って速度制限が車と同じなのでスピードを出せる。大型な分だけ安定性は高いので、運転しやすい。道路の真ん中を走っても問題ないので、安全に運転できる。(50代、男性、X-ADV乗り)
小型バイクより走りが安定していて疲れにくい。(50代、女性、NC750X乗り)
スクーターだと小回りは利く半面、車が幅寄せしてきたときに倒れそうになったり、変に気を遣って疲れやすかったりもします。
しかし大型バイクの場合は、どっしりとした安定感があるので疲れを軽減する効果がありますね。
車の横を通る際は気を遣いますが、逆に時間と気持ちに余裕をもって通勤するキッカケになるかもしれませんよ。
時間の制約がない
時間に制約がない(60代、男性、テネレ700乗り)
通勤時間が趣味の時間にもなる。公共交通機関のように定時に縛られにくい。仕事帰りにそのまま行きたい場所に行ける。(30代、女性、SV650乗り)
車や電車で通勤する場合と比べると、やはり通勤時間を短縮できるので時間に余裕が生まれます。(30代、男性、MT-07乗り)
電車だとラッシュ時にダイヤが乱れたり、人が多すぎて乗れなかったりと外部要因の影響を受けることもありますよね。車の場合も重体に巻き込まれると中々しんどい思いをすることになります。
しかし、バイク通勤なら電車や車よりも外部の影響を受けづらく、時間に余裕をもって通勤できますよ。
スピードを出せる
30km/hでも捕まらず、高速にものることができること(50代、男性、SR500乗り)
原付バイクと違って速度制限が車と同じなのでスピードを出せる。大型な分だけ安定性は高いので、運転しやすい。道路の真ん中を走っても問題ないので、安全に運転できる。(50代、男性、X-ADV乗り)
車での渋滞時でも車の横をすり抜けていけ、また車の流れ以上の加速性があり、原付等の30㎞制限等の縛りがないため。(60代、男性、NC750X乗り)
原付だと30キロの縛りがありますが、大型だと車と同じ速度で走れるし、高速道路も使うことができます。
ちょっとスピード出して爽快感を味わうことで仕事の疲れを忘れることもできますよ!
大型バイクで通勤するデメリット3つ
大型バイクで通勤するのは良い面も多い反面、デメリットもあります。
渋滞のすり抜けがしづらい
渋滞のすり抜けが行いづらい(50代、男性、SR500乗り)
渋滞時に車の横を通り抜けられないことです。(40代、男性、MT-09乗り)
大型バイクはスクーターなどと比べて車幅があるので、車の横を通過しづらいです。大渋滞にはまってしまうと「出勤時間に間に合うかな…」と不安になる場合もありますね。
ただ、そもそも危険な”すり抜け”は違反として取り締まられることもあるので、できればやらないのがベターです。
ガソリン代が多くかかる
ガソリン代が高くなりやすく、雨が降れば運転できなくなることです。(40代、男性、NC750S乗り)
ガソリン代が高い、運転技術が必要。(30代、男性、SV650乗り)
大型バイクは燃費がスクーターなどより悪いので、ガソリン代が多くかかります。
毎日通勤するとなるとボディーブローのように効いてきますね。
雨の日は困る
雨の日に困ることが一番のデメリットです。(40代、男性、シルバーウィング乗り)
悪天候の日は乗れない。維持費が高い。駐車場所を選ぶ。髪型や服装が乱れる。多くの荷物を持てない。(20代、女性、Ninja650乗り)
雨の日は乗れないので困るといった意見も多かったですね。
原付やスクーターであれば多少の雨でも仕方ないと思えますが、大事な大型バイクだとそうもいきません。必要以上に気を遣わないといけないのが難点でもありますね。
【2024年版】通勤におすすめの大型バイクランキングTOP5
ここからは70人のライダーにアンケート調査した結果をもとに、通勤におすすめの大型バイクランキングTOP5をご紹介していきます。
第1位:NC750X
堂々の第1位に輝いたのはホンダ「NC750X」です!
最新型式 | 8BL-RH09 |
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メーカー希望小売価格(税込) | ノーマル:924,000円 DCT:990,000円 |
全長(mm) | 2210 |
全幅(mm) | 845 |
全高(mm) | 1330 |
シート高(mm) | 800 |
車両重量(kg) | 224 |
総排気量(cc) | 745 |
最高出力 | 58PS/6,750rpm |
最大トルク | 7.0kgf・m/4,750rpm |
エンジン形式 | 水冷2気筒OHC4バルブ |
燃費 | 43.0km/L(国交省届出(60km/h走行時))、28.6km/L(WMTCモード値) |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
燃料タンク容量 (L) | 14 |
足つき | 3.8 |
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走行性能 | 4.1 |
取り回し | 3.9 |
積載性 | 3.6 |
燃費 | 4.3 |
足つきは160cmだとまずます、170cm以上であれば比較的良いとのことでした。
NC750Xに関する口コミ
燃費の良さはもちろんですが、積載量が多く仕事で必要な物や他な物まで積めるのでおすすめです。(30代、男性、173m)
実用速度域に充分なパワーを発揮し、ハンドリングも良く、街中でのストリートでの扱い易さが良く、またDCT機能によって自動的にシフトチェンジしてくれるのも楽々です。(60代、男性、178cm)
大型バイクのわりに燃費が良く、癖もなく乗りやすい。(50代、女性、165cm)
大型のネイキッドにしては足つきがよくストップ&ゴーが比較的楽(30代、男性、164cm)
NC750Xは当時、高価になりすぎたバイクの価格を大きく下げるという「ニューミッドコンセプト」で生まれた1台です。
中型バイクを下回る価格、大型バイクには見逃されがちだった燃費の向上などで大ヒットとなりました。
口コミでも燃費の良さを挙げる人が多く、取り回しが良く振動に強い走行性能などを持つことから、通勤からツーリングまで幅広く活躍するバイクですね。
第2位:レブル500
第2位にランクインしたのは国産アメリカンとして大人気のホンダ「レブル500」です。
最新型式 | 2BL-PC60 |
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メーカー希望小売価格(税込) | 799,700円 |
全長(mm) | 2205 |
全幅(mm) | 820 |
全高(mm) | 1090 |
シート高(mm) | 690 |
車両重量(kg) | 190 |
総排気量(cc) | 471 |
最高出力 | 46PS/8,500rpm |
最大トルク | 4.4kgf・m/6,500rpm |
エンジン形式 | 水冷2気筒DOHC4バルブ |
燃費 | 40.2km/L(国交省届出(60km/h走行時))、27.0km/L(WMTCモード値) |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
燃料タンク容量 (L) | 11 |
足つき | 4.2 |
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走行性能 | 4.2 |
取り回し | 4.2 |
積載性 | 3.3 |
燃費 | 4.0 |
足つきは160cmで比較的良い、170cm以上であれば良いとのことでした。
レブル500に関する口コミ
とにかく燃費がいいです。趣味としての使用だけなら燃費はさほど気にしませんが、毎日なると考えると大事です。また初期費用も他の大型バイクと比較するとお手頃です。(30代、男性、171m)
足つきが良く、ポジションも良いので毎日乗っても疲れにくいところです(30代、男性、172cm)
品よく乗れるので、女性でも満足。(40代、女性、162cm)
燃費が良い(30代、女性、165cm)
レブル500はレブル250と同様の取り回しやスタイリングを大型で実現したバイクです。
- シート高が690ミリと低い
- 190kgと車重が軽い
- デザインが洗練されている
ということから女性にも非常に人気が高いですね。積載性以外は軒並み高評価でクオリティの高さが伺えます。
サイドバックを付属して積載性を高めているという方もいたので、工夫すればさらに通勤でも扱いやすくなりそうですね。
第3位:SV650
第3位にはVツインエンジンを搭載したスポーツネイキッドのスズキ「SV650」がランクインしました。
最新型式 | 8BL-VP55E |
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メーカー希望小売価格(税込) | 803,000円 |
全長(mm) | 2140 |
全幅(mm) | 760 |
全高(mm) | 1090 |
シート高(mm) | 785 |
車両重量(kg) | 199 |
総排気量(cc) | 645 |
最高出力 | 72PS/8,500rpm |
最大トルク | 6.4kgf・m/6,800rpm |
エンジン形式 | 水冷V型2気筒DOHC4バルブ |
燃費 | 34.8km/L(国交省届出(60km/h走行時))、24.4km/L(WMTCモード値) |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
燃料タンク容量 (L) | 14 |
足つき | 4.0 |
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走行性能 | 4.4 |
取り回し | 3.6 |
積載性 | 3.4 |
燃費 | 3.0 |
足つきは160cmだとまずます、170cm以上であれば比較的良いとのことでした。
SV650に関する口コミ
クラシックなデザインなのでフォーマルな場所への通勤に使用しても、まったく違和感がない点が良いと思います。大型バイクとしては比較的安めに設定されている販売価格も魅力的です。(30代、男性、169m)
私も所持しているのですが、大型バイクの中では軽量ですが、その分小回りが効き、初めて大型バイクを乗りたい方などにはオススメです!(30代、男性、179cm)
大型バイクにしては安価で手を出しやすい。ハンドル高めで長時間の運転でも疲れにくい。燃費がいい。(30代、女性、160cm)
実用性と運動性、コストパフォーマンス全てを高水準で実現し、先に海外で不動の人気を獲得したのがSV650です。
ブラックベースのボディーはスーツなどの通勤スタイルとも相性が良く、大型バイクの中では比較的安価な価格設定もあり、見事ランクインしました。
ボディがコンパクトなので駐車場問題が起きづらいのも通勤には嬉しいポイントですね。
第4位:Ninja650
第4位には並列2気筒エンジンを搭載したカワサキのスーパースポーツ「Ninja650」が入りました。
最新型式 | 8BL-ER650H |
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メーカー希望小売価格(税込) | 913,000円 |
全長(mm) | 2055 |
全幅(mm) | 740 |
全高(mm) | 1145 |
シート高(mm) | 790 |
車両重量(kg) | 194 |
総排気量(cc) | 649 |
最高出力 | 68PS/8,000rpm |
最大トルク | 6.4kgf・m/6,700rpm |
エンジン形式 | 水冷2気筒DOHC4バルブ |
燃費 | 32.1km/L(国交省届出(60km/h走行時))、23.0km/L(WMTCモード値) |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
燃料タンク容量 (L) | 15 |
足つき | 3.3 |
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走行性能 | 4.5 |
取り回し | 4.5 |
積載性 | 2.8 |
燃費 | 4.3 |
足つきは165cmだとあまり良くない、170cm以上であれば比較的良いとのことでした。
Ninja650に関する口コミ
大型バイクにしては燃費も良く、あまり疲れずに移動が可能だと思います。車体の大きさもそこまで大きくないので駐車場所にも困りにくいと思います。(30代、男性、165m)
毎日乗ると気になってくる燃費や維持費が安い。コンパクトで車体が軽いので、信号やカーブが多い街中も乗りやすい。雨の日など路面状況が悪い日も割と安定して走行できる。(20代、女性、162cm)
大型にしては車体はコンパクトで軽量ですし、長距離通勤や短距離通勤関係なく非常に乗りやすいのでおすすめです。(30代、男性、172cm)
Ninja650は大型SSバイクの中では燃費が良い方なので、毎日の通勤に使ってもお財布に優しめですね。
194kgというコンパクトで軽量な車体なので、女性人気が高いバイクでもあります。SSということで走行性能は間違いないので、退勤後にパァーッと風を切って帰るのも気持ちよさそうですね!
第5位:TMAX560/530
第5位にはオートマチックスポーツという独自のカテゴリーを築いたヤマハ「TMAX」が入りました。現行は560ですが、530にも複数票が入っていたので一緒に紹介させていただきます。
最新型式 | 8BL-SJ19J |
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メーカー希望小売価格(税込) | 1,551,000円 |
全長(mm) | 2195 |
全幅(mm) | 780 |
全高(mm) | 1415 |
シート高(mm) | 800 |
車両重量(kg) | 220 |
総排気量(cc) | 561 |
最高出力 | 48PS/7,500rpm |
最大トルク | 5.7kgf・m/5,250rpm |
エンジン形式 | 水冷2気筒DOHC4バルブ |
燃費 | 31.7km/L(国交省届出(60km/h走行時))、22.1km/L(WMTCモード値) |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
燃料タンク容量 (L) | 15 |
※スペックは現行TMAX560のもの
足つき | 4.0 |
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走行性能 | 4.2 |
取り回し | 3.4 |
積載性 | 3.6 |
燃費 | 4.0 |
足つきは170cm以上であれば比較的良いとのことでした。
TMAX560/530に関する口コミ
スクータタイプなのでオートマ、ポジション、足つきどれも良く、快適に通勤できます(30代、男性、172m)
メンテナンスをする必要があまりないので、毎日通勤で使う場合には非常に助かります。(30代、男性、173cm)
安定感が抜群があり、オートマチックなので余計な操作が要らず楽に運転することができ、いかにも通勤向きです。(40代、男性、178cm)
TMAXはスクータータイプのデザインなので、足つきや安定性が高いのが特徴です。オートマで余計な操作がいらないので、通勤で気兼ねなく使えるバイクですね。
長めのスクリーンが風の抵抗を防いでくれるので、身体の疲労軽減にも役立ってくれますよ。
まとめ:大型バイクは一般的に通勤には不向きだがメリットもある!
今回は通勤におすすめの大型バイクをご紹介してきました。
一般的には大型バイクは通勤に向いてるバイクではありませんが、大好きなバイクで通勤することでモチベーションが上がり、仕事にも好影響が出る場合もありそうですね。
維持費が多くかかったり、管理に気を遣う部分は現実問題あるので、よく考えつつ最善の選択をしてもらえればと思います。
- 査定してもらうために、何店舗も回るのはめんどうだな
- 一括査定に申し込むと、いろんな業者から電話がかかってきて嫌だな
- 買いたたきや価格交渉も苦手だな
カチエックスなら、こういった心配は一切いりません。
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売却を決めるまで、業者とのやりとりはなく、もちろん電話ラッシュもありません。
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ストレスなくバイクを売却したいときは、ぜひカチエックスにお任せください。
乗り換えを検討する際は本記事をぜひ参考にしてみてくださいね!