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バイクキャンプの楽しみ方とおすすめバイクを紹介【カブ/Vストローム250/ツーリングセロー】

バイクキャンプの楽しみ方とおすすめバイクを紹介【カブ/Vストローム250/ツーリングセロー】

今回はバイク乗り108名に「バイクでキャンプについてどう思うか」、「バイクでキャンプするのにおすすめの車種」を聞きました。

マンガ「ゆるキャン△」がブームになったことや、コロナでアウトドアレジャーが人気になったことでバイクでキャンプに行きたいという人も増えているのではないでしょうか。

キャンプに行くためのバイクが欲しい」と思っている方ぜひ参考にしてください。

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6割以上がバイクキャンプの経験あり!その醍醐味は?

ちなみに今回、回答いただいたバイク乗りのうち、なんと60%の人がバイクでキャンプに行ったことがあるとのこと。

意外と皆さんバイクキャンプを経験してらっしゃいますね。

キャンプを醍醐味を聞くと様々な意見が上がりました。

気軽に行ける

ノープランで自由で気ままに、思いつきで行ける
思い立ってすぐ行ける。
荷物が少ないので、気軽にキャンプに行ける事。
身軽で行けるところ。

バイクで運べる荷物が限られているからこそ気軽に行けるという意見が多くありました。

車でキャンプとなると、コンロからテントからいろいろ持っていける分、準備も片付けも大変ですよね。

バイクなら「ちょっとキャンプでも行こうか」と思いついたらすぐに行動できるのは魅力的です。

移動も楽しめる

風を感じてまた風景を楽しみながらツーリングしてキャンプを楽しむ事です。また積む荷物も限られているので、その限られた道具でキャンプを楽しむ事です。
人のいない山道をかけぬけて自然に解き放たれる開放感がサイコー!
自動車と違いバイクは常に身体がむき出しな状態なのでキャンプ地だけではなく行き帰りの道のりも常に自然と一体化する事が出来る点です!。

普通のキャンプの道中はあくまで移動ですが、バイクで行けばツーリングになります。

ツーリングとキャンプの両方が楽しめてまさに一石二鳥!バイク好きにはたまりませんね。

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バイクならではの道を走れる

オフロードバイクで、キャンプ場近くの悪路走行を楽しめること。
車では中々入っていけないようなところでもバイクならば入っていくことができて、それだけまだ知られていないキャンプスポットを探せるところが醍醐味です。
自分のバイクで高速道路移動や、山道を駆け上がる楽しさ、到着してからキャンプ場で自分の愛車を見ながら食べるご飯は最高です。

キャンプ場というのはたいてい自然の中にあります。すぐそばには絶好のオフロードがあることも。

街乗りではなかなか味わえないオフロードを楽しめるのもバイクキャンプならではですよね。

バイクなのにお酒が飲める

バイクでの限られた積載で、キャンプ道具を持っていき、道中食材を買って現地についての火を起こし、夜空の下で、バイクツーリングでの疲れた体をビールを飲みながら焼き肉等を食しながら自然の中で癒される感じが良いです。仲間がその時居ればまた会話が弾んで尚楽しいひとときでもあります。
キャンプ自体だけでなく、行きも帰りもバイクで行く事でアウトドア感が車よりも全然増す事。焚き火で照らされたバイクを眺めながら飲むビールは最高です。

お酒好きのバイク乗りはツーリングでお酒が飲めたら最高なのにと思っている方も多いんじゃないでしょうか。

バイクで泊まりキャンプならその夢がかなえられます。星空や焚火と一緒に飲むビール、最高に美味しいですよね。

ひとりの時間を楽しめる

1人で秘密基地に行く感じで楽しい
一人でのんびり仕事の事も忘れられて自然を感じられること
退屈さを含めて、ひとりの時間を噛み締めるように味わえること。何もしない時間の長さを実感できることだと思います。
"家族でいくキャンプも楽しいですが、一人時間を楽しんでいけるのは最高です。
一人用のテントと焚火台・小さなバーベキューコンロ・食材・酒させ運べれば近くであっても遠くであっても(遠いといっても100km圏内)どこにいっても楽しいです。"

意外と多かったのがひとりの時間を楽しめるという声。たしかにバイクキャンプはソロツーリングに最適。

何もないを時間をかみしめるのにこれ以上はないかもしれませんね!

キャンプに適したバイクは積載性と走行性が高いバイク

では、キャンプに適したバイクとはどのようなバイクでしょうか。

バイク乗り108名にキャンプに行くなら何を重視するかを聞きました。

回答者の75%が荷物の容量が重要と回答しています。

キャンプとなると

  • テント
  • テーブル
  • 椅子
  • コンロ
  • 寝袋

などなど持っていきたいものがたくさんありますよね。

いかに最小限の荷物にまとめてキャンプに行くかも醍醐味のひとつですが、それでも最低限の積載量は欲しいところです。

ホンダのカブシリーズは鉄板中の鉄板

ではここからは、みんなが選んだキャンプにおすすめのバイクを紹介します。

今回のアンケート結果、ホンダのカブシリーズを選んだ人が圧倒的に多かったです。

キャンプにおすすめのバイクと聞いて頭に思い浮かべた人も多いのではないでしょうか。

CT125 ハンターカブ

全長1960㎜
全幅805㎜
全高1085㎜
シート高800㎜
車両重量120kg
エンジン形式空冷4ストロークOHC単気筒
総排気量124cc
燃費61.0km/L※30km/h走行時
67.2km/L※WMTCモード値
純正積載アイテムリアボックス
メーカー希望小売価格(税込)440,000円

カブシリーズの中でも人気No.1は「CT125 ハンターカブ」でした。

ホンダの公式キャッチコピーが「答えは、自然の中にある。」となっているようにまさにキャンプのためのバイクです。

カブシリーズなので燃費が良いうえに積載性が非常に高いため人気になっています。そもそもリアキャリアが409㎜×477㎜と非常に大きいうえに、積載性を上げるためのカスタムも豊富です。

CT125 ハンターカブがおすすめの理由

オフロードも走れますし、スポーティーでなおかつ燃費も良いからです。
かっこいい、荷物の積み込み能力に優れている
積載量のあるリアボックスとフロントにもロープで固定して荷物を積みやすいこと。燃費が一番良い事。

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スーパーカブ110

全長1860㎜
全幅705㎜
全高1040㎜
シート高738㎜
車両重量101kg
エンジン形式空冷4ストロークOHC単気筒
総排気量109cc
燃費68.0km/L※30km/h走行時
67.9km/L※WMTCモード値
純正積載アイテムリアラゲージボックス
フロントキャリア
フロントバスケット
メーカー希望小売価格(税込)302,500円

定番中の定番、スーパーカブ110も人気でした。

デザイン、燃費、積載性、走行性能、乗りやすさ、すべてのバランスが良い、まさに定番バイクです。

スーパーカブ110がおすすめの理由

素朴でおしゃれで可愛いから。軽装で旅する面白みがある。
無骨な見た目で、キャンプの雰囲気に合う。
荷物を積むことができて、燃費がいい

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クロスカブ110

全長1935㎜
全幅795㎜
全高1110㎜
シート高784㎜
車両重量107kg
エンジン形式空冷4ストロークOHC単気筒
総排気量109cc
燃費67.0km/L※30km/h走行時
67.9km/L※WMTCモード値
純正積載アイテムリアラゲージボックス
メーカー希望小売価格(税込)363,000円

CT125の登場以前はキャンプ用カブと言えばクロスカブ110ではないでしょうか。

1980年代に販売されていたハンターカブをモチーフにして、スーパーカブベースで作られたのがクロスカブです。

燃費の良さや走行性能はスーパーカブを引き継ぎつつ、アウトドア向けなアレンジがされています。

クロスカブをおすすめする理由

小回りの良さと荷物積載量のバランスを考えるとちょうど良いから。ふらっと出かける近場の気軽なソロキャンプにはもってこいのバイクだと思う。
燃費がよい、荷物の積載可能量が多い
燃費が良く価格も安めなので

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まさにキャンプ用バイク!積載性と走行性に優れたVストローム250

全長2150㎜
全幅880㎜
全高1295㎜
シート高800㎜
車両重量189kg
エンジン形式J517 ・ 水冷 ・ 4サイクル ・ 2気筒 / SOHC ・ 2バルブ
総排気量248cc
燃費39.0km/L※30km/h走行時
32.0km/L※WMTCモード値
純正積載アイテムトップケースセット
サイドケースセット
メーカー希望小売価格(税込)613,800円

カブシリーズの次に人気だったのが、スズキ Vストローム250です。

Vストローム250は、250ccクラスとしてはトップクラスに積載性が高いです。

高速道路にも乗れるので長距離ツーリングの後にキャンプで一泊というのもいいですね。

Vストローム250をおすすめする理由

安定感があって積載量もそれなりあるのでバイクでキャンプをする際には便利なバイクだからです。
パニアケース等の純正品が充実している
大量の荷物を積んでも安定して走れるのと燃費の良さ。

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生産終了も根強い人気 ツーリングセロー

全長2100㎜
全幅805㎜
全高1160㎜
シート高830㎜
車両重量130kg
エンジン形式J517 ・ 水冷 ・ 4サイクル ・ 2気筒 / SOHC ・ 2バルブ
総排気量248cc
燃費38.4km/L※60km/h走行時
38.7km/L※WMTCモード値
純正積載アイテムマルチキャリア1BOX用
マルチキャリア3BOX用
アドベンチャーキャリア
メーカー希望小売価格(税込)644,600円

ツーリングセローをおすすめしているかたも多かったです。

ツーリングセローは、軽量ながら積載性の高いオフロードバイクです。キャンプ場周辺の悪路走行も楽しめます。

残念ながらツーリングセローは2020年を最後に生産終了しています。現在新車購入することはできないので、乗りたい方は中古車を探しましょう。

ツーリングセローをおすすめする理由

軽量なのに荷物をたくさんのせることができる。
林道などでも問題なく走行できそうだから。
大きなキャリアが付いている。バイク自体が軽くて運転しやすい。

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その他名前が挙がったバイク

その他にもバイクキャンプのおすすめ車種として様々なバイクの名前が上がりました。

積載性が魅力のアメリカンバイク

「レブル250」や「ドラッグスターシリーズ」など、アメリカンタイプのバイクの名前を上げる人も多かったです。

アメリカンバイクはサイドバックを取りつけすれば積載量を増やすことができます。長距離ツーリングでも疲れにくいので遠くにバイクキャンプに行く人に向いてます。

楽々運転のビッグスクーター

「フォルツァ」や「XMAX」、「PCX」といったビッグスクーターの名前を上げる方もいました。

ビッグスクーターはATで運転が楽なのがメリットです。また、メットインやリアボックスで積載量を確保することもできますね!

「ゆるキャン△」でもトリシティでキャンプする様子が紹介されていました。

それぞれのやり方でバイクキャンプを楽しもう!

今回はバイク乗り100人に聞いたバイクキャンプに関するアンケート結果を紹介しました。

バイクキャンプの楽しみ方は人それぞれですね。

長距離ツーリングして泊りでキャンプするもよし、日帰りでさっと楽しむもよし。

ハンターカブやVストロームといったキャンプ向きの車種でがっつり装備を積んでいってもいいですし、可能な限り装備を絞るのも楽しいです。

車種を問わず自分なりの楽しみ方ができるのがバイクキャンプの魅力かもしれませんね。