ハーレー ダイナは値上がりしている?【2026年】買取相場を216台の落札額で検証|ローライダー・ストリートボブ・新型ソフテイルとの差

ハーレー ダイナは値上がりしている?【2026年】買取相場を216台の落札額で検証|ローライダー・ストリートボブ・新型ソフテイルとの差

「ハーレーのダイナが値上がりしているって聞いたけど、自分のダイナは今いくらなんだろう」

「ダイナはもう新車では買えない。このまま持っていれば、もっと値上がりするのかな」

ダイナの相場を調べている方は、こんな気持ちではないでしょうか。2017年モデルで生産を終えたダイナは、「もう手に入らないから高くなる」という話を耳にすることも多いですよね。

この記事では、カチエックスで実際に取引されたダイナ216台の落札額(2025年11月〜2026年10月)をもとに、「今いくらで売れるのか」「本当に値上がりしているのか」「どうすれば高く売れるのか」にお答えします。ネットで見る中古車の販売価格ではなく、買取店が実際に支払った金額なので、売る側の目線でそのまま参考にできます。

【結論】2026年のダイナの買取相場
・ダイナ全体の真ん中の価格は約73万円。ローライダー約78万円、ストリートボブ約70万円、スーパーグライド約62万円
・この夏(7〜9月)は約80万円まで上がったが、10月は約64万円。「値上がりが続いている」とまでは言えない
・後継の新型ソフテイル(ローライダーS 約179万円など)と比べると、ダイナは半分以下の価格帯。例外は最終型のローライダーS(FXDLS)で、約195万円と新型より高い
・同じ1台でも、買取店によって提示額が約11万円違う。複数の買取店の金額を比べることが、いちばん効く対策

\ 画像だけで全国から一括査定 /

【無料】買取価格をチェックする
  目次 [ 閉じる  開く  ]

ダイナの買取相場一覧【2026年・実際の落札額】

ハーレー ダイナと新型ソフテイルの買取相場(2026年の落札額)

まずは、いちばん気になる「今いくらか」からお答えします。カチエックスで2025年11月から2026年10月までに落札されたダイナの金額を、モデル別にまとめました。

モデル落札台数真ん中の価格(中央値)よくある価格帯最安〜最高
ダイナ全体216台約73万円56万〜100万円32万〜212万円
FXDL ローライダー95台約78万円60万〜103万円36万〜159万円
FXDB ストリートボブ30台約70万円57万〜89万円34万〜156万円
FXD スーパーグライド16台約62万円55万〜78万円43万〜122万円
FXDWG ワイドグライド15台約61万円52万〜76万円32万〜92万円
FXDLS ローライダーS13台約195万円182万〜207万円146万〜212万円
FXDF ファットボブ10台約68万円62万〜70万円46万〜134万円
FXDC スーパーグライドカスタム10台約56万円54万〜57万円47万〜75万円

※カチエックスで2025年11月〜2026年10月19日に落札された取引(キャンセルを除く)。「よくある価格帯」は、安い順に並べたときの25%〜75%の範囲です。バイク名の表記ゆれは型式(FXDL、FXDBなど)でまとめています。ダイナ全体には、表にない少数のモデル(FLD スイッチバック、FXDX スーパーグライドスポーツなど)も含みます。

ダイナの多くは、真ん中の価格で60万〜80万円台です。ただし同じローライダーでも、安いものは30万円台、高いものは150万円台と大きな幅があります。この差がどこから生まれるのかは、このあと詳しく見ていきます。

モデルごとの最新の取引は、こちらで確認できます。

ダイナは値上がりしている?ここ1年の相場の動き

ハーレー ダイナの買取相場の推移(3か月ごと)

「ハーレー ダイナ 値上がり」と検索する方がとても多いです。生産を終えたモデルなので、「そろそろ上がるのでは」「もう上がっているのでは」と気になるのは自然なことです。

3か月ごとの真ん中の価格を並べると、次のとおりです。

2025年11〜12月2026年1〜3月4〜6月7〜9月10月(途中)
ダイナ全体約65万円(15台)約66万円(55台)約66万円(70台)約80万円(59台)約64万円(17台)
走行2万〜4万kmのダイナ約63万円(6台)約60万円(15台)約65万円(27台)約85万円(24台)約63万円(8台)
FXDL ローライダー約69万円(6台)約74万円(20台)約68万円(32台)約92万円(29台)約61万円(8台)

この夏は、たしかに上がった

2026年の1〜6月は、ダイナ全体の真ん中の価格が65万円前後でほとんど動いていませんでした。それが7〜9月には約80万円まで上がっています。

相場の動きを見るときに気をつけたいのは、「その時期にたまたま走行距離の少ない車両が多く売れただけ」というケースです。そこで、走行距離を2万〜4万kmにそろえて比べても、1〜6月の60万円台から7〜9月は約85万円に上がっていました。この夏の値上がりは、車両の状態の違いだけでは説明できない動きです。

ただし、10月は元の水準に戻っている

一方で、10月(19日まで・17台)の真ん中の価格は約64万円と、1〜6月とほぼ同じ水準に戻っています。まだ台数が少ないので言い切れませんが、今のところ「夏に一時的に上がった」ように見え、「値上がりがずっと続いている」とまでは言えません。

まとめると、ダイナの相場はこの1年、60万円台を中心に、夏に一時的に上がる動きでした。先のことは誰にも分かりませんが、「待てば待つほど上がる」と言えるデータは、今のところありません。

「数年前の高騰」と比べるとどうなの?

当社が以前この記事で紹介していた数字は、中古車販売サイトの「販売価格」の平均でした(例:ローライダーは2021年10月に152万円)。販売価格には、お店の整備費や利益が上乗せされているため、この記事の落札額(買取店が支払った金額)とはそのまま比べられません。カチエックスの落札データは2025年11月からのため、2021年ごろの高騰期と同じ物差しで比べることはできない点にご注意ください。

ダイナと新型ソフテイル、どっちが高い?

「生産終了したダイナは値上がりする」と考えている方に、ぜひ見ていただきたいデータがあります。

ダイナは2018年モデルからソフテイルに統合され、ローライダーやストリートボブ、ファットボブは「新型ソフテイル」として作られ続けています。同じ名前のモデルで、ダイナと新型ソフテイルの落札額を比べました。

モデル名ダイナ(〜2017年)新型ソフテイル(2018年〜)
ローライダーFXDL:約78万円(95台)FXLR:約105万円(10台)
FXLRS ローライダーS:約179万円(41台)
FXLRST ローライダーST:約235万円(61台)
ストリートボブFXDB:約70万円(30台)FXBB:約122万円(17台)
FXBBS ストリートボブ114:約153万円(35台)
ファットボブFXDF:約68万円(10台)FXFBS ファットボブ114:約151万円(14台)

新しいモデルのほうが走行距離も少ないため、新型のほうが高いのは自然なことです。そこで、走行距離が同じくらい(5,000km〜1万km)の車両どうしで比べても、ダイナのローライダー(FXDL)は約110万円(10台)、新型のローライダーS(FXLRS)は約179万円(11台)でした。

つまり、ダイナは「生産終了だから新型より高い」という状態にはなっていません。空冷スポーツスターのフォーティーエイトのように、生産終了モデルが後継より高く取引されているケースとは違う、というのがデータから言えることです。

例外は、最後のダイナ「FXDLS ローライダーS」

ただし、ひとつだけ例外があります。2016〜2017年の最後の2年間だけ作られたFXDLS ローライダーSです。

モデル落札台数真ん中の価格走行距離の真ん中
FXDLS ローライダーS(ダイナ・2016〜2017年)13台約195万円約5,600km
FXLRS ローライダーS(新型ソフテイル)41台約179万円約5,500km

走行距離はほぼ同じなのに、ダイナのローライダーSは、新型のローライダーSより真ん中の価格で約16万円高く取引されています。大排気量のエンジンを積んだダイナの最終型で、「ダイナの値上がり」を体現しているのは、今のところこのモデルだと言えます。

\ 画像だけで全国から一括査定 /

【無料】買取価格をチェックする

同じダイナでも30万円台〜200万円台。価格を分けるポイント

ここからは、「自分のダイナはどのあたりの価格になりそうか」を考えるためのデータです。

走行距離がいちばん大きく効く

モデル1万km未満1万〜2万km2万〜4万km4万km以上
ダイナ(ローライダーSを除く)約96万円(22台)約75万円(42台)約69万円(77台)約52万円(36台)
FXDL ローライダー約104万円(12台)約96万円(14台)約72万円(46台)約55万円(13台)

※各区分の真ん中の価格。走行距離が分かる取引のみ。

ローライダーなら、1万km未満と2万〜4万kmで30万円以上の差があります。カチエックスで取引されたダイナは、走行距離の真ん中が約2.4万kmでした。「まだ乗るかもしれない」と置いておく間にも走行距離が増えれば、その分だけ価格は下がっていきます。

立ちごけ歴があると、約8万〜10万円の差

走行距離転倒歴なし立ちごけあり
ダイナ全体約75万円(166台)約66万円(45台)
1万〜2万km約80万円(34台)約70万円(10台)
2万〜4万km約73万円(62台)約64万円(16台)

走行距離をそろえて比べても、立ちごけありの車両は真ん中の価格が約8万〜10万円低くなっていました。ただ、立ちごけありでも45台がきちんと落札されています。傷の場所や程度によっても変わるので、正直に申告したうえで、査定を受けてみてください。

同じ1台でも、買取店によって約11万円違う

もうひとつ、知っておいてほしいデータがあります。

カチエックスでは、1台のダイナに7社前後の買取店が金額を付けます。そのとき、いちばん高い金額を付けた買取店と、真ん中の金額を付けた買取店の差は、中央値で約11万円でした。半分以上(52%)の取引でこの差は10万円以上、20万円以上の差がついた取引も21%ありました。

※2025年11月〜2026年10月にカチエックスで落札されたダイナのうち、3社以上が入札した207台。

ダイナの真ん中の価格は約73万円なので、11万円は価格の1割以上にあたります。近くのお店1軒だけで売ると、たまたまそのお店が「真ん中」だった場合、それだけで10万円ほど損をしているかもしれない、ということです。

\ 画像だけで全国から一括査定 /

【無料】買取価格をチェックする

モデル別の相場と特徴

ここからは、モデルごとに相場と特徴を見ていきます。自分のダイナのところだけ読んでも大丈夫です。

FXDL ローライダー

ハーレー ダイナ FXDL ローライダー

ダイナの代表モデルで、取引台数もダイナの半分近くを占めます。低いシートで足つきが良く、2人乗りもしやすい定番の1台です。

FXDL ローライダーの買取相場(2026年)
・真ん中の価格:約78万円(95台)
・よくある価格帯:60万〜103万円
・走行1万km未満なら約104万円。7〜9月は約92万円まで上がった

FXDL ダイナ ローライダーの最新の取引を見る

FXDB ストリートボブ

ハーレー ダイナ FXDB ストリートボブ

1人乗りのシートと高めのハンドルを組み合わせた、シンプルな「ボバー」スタイルのモデルです。カスタムのベースとしても人気があります。

FXDB ストリートボブの買取相場(2026年)
・真ん中の価格:約70万円(30台)
・よくある価格帯:57万〜89万円
・最高は156万円

ローライダーと比べると、真ん中の価格は8万円ほど低めです。

FXDB ストリートボブの最新の取引を見る

FXDLS ローライダーS

2016年に登場した、ダイナの最終型の上級モデルです。大排気量のエンジンとスポーティーな足回りを持ち、作られたのは2年間だけでした。

FXDLS ローライダーSの買取相場(2026年)
・真ん中の価格:約195万円(13台)
・よくある価格帯:182万〜207万円
・新型ソフテイルのローライダーS(約179万円)より高い

FXDLS ローライダーSの最新の取引を見る

FXD スーパーグライド・FXDC スーパーグライドカスタム

ハーレー ダイナ FXD スーパーグライド

ダイナの基本となるモデルです。スーパーグライドカスタム(FXDC)は、スーパーグライドにクロームパーツなどを加えた上級版です。

FXD スーパーグライドの買取相場(2026年)
・真ん中の価格:約62万円(16台)
・よくある価格帯:55万〜78万円

FXDC スーパーグライドカスタムの買取相場(2026年)
・真ん中の価格:約56万円(10台)
・よくある価格帯:54万〜57万円

FXD ダイナ スーパーグライドの最新の取引を見る
FXDC スーパーグライドカスタムの最新の取引を見る

FXDWG ワイドグライド

ハーレー ダイナ FXDWG ワイドグライド

幅の広いフロントフォークと前に伸びたステップで、チョッパーらしい姿が特徴のモデルです。

FXDWG ワイドグライドの買取相場(2026年)
・真ん中の価格:約61万円(15台)
・よくある価格帯:52万〜76万円

FXDWG ダイナ ワイドグライドの最新の取引を見る

FXDF ファットボブ

ハーレー ダイナ FXDF ファットボブ

太いタイヤと2灯のヘッドライトで、力強い見た目が特徴のモデルです。

FXDF ファットボブの買取相場(2026年)
・真ん中の価格:約68万円(10台)
・よくある価格帯:62万〜70万円

FXDF ダイナ ファットボブの最新の取引を見る

スイッチバック・スーパーグライドスポーツ・ストリートボブリミテッドなど

FLD スイッチバック(6台・真ん中の価格は約66万円)やFXDX スーパーグライドスポーツ(型式の表記違いを合わせて10台・約92万円)は、取引の台数が少ないため参考値です。FXDBA・FXDBB ストリートボブリミテッドやダイナデイトナは、この期間の取引が1台以下で、相場をお出しできませんでした。

FLD ダイナ スイッチバックの最新の取引を見る
FXDX ダイナ スーパーグライドスポーツの最新の取引を見る

ダイナを高く売るためにできること

最後に、データから分かったことをもとに、ダイナを少しでも高く売るためのポイントをまとめます。

1. 値上がりを待つより、走行距離が増える前に
ローライダーでは、1万〜2万kmと2万〜4万kmで真ん中の価格が約24万円違いました。

2. 傷や転倒歴は正直に伝える
立ちごけありでも多くの車両が落札されています。隠して後から分かるほうが損をします。

3. 純正パーツや書類をそろえておく
ダイナはカスタムされた車両が多いモデルです。外した純正パーツがあれば、一緒に査定に出しましょう。

4. 1軒で決めずに、複数の買取店の金額を比べる
同じ1台でも、最高額と真ん中の買取店の差は約11万円ありました。

バイクを高く売るコツは、こちらで詳しく解説しています。

バイクを高く売る方法とコツ8つ|高く売れる時期・売り方の選び方を解説

よくある質問

Q. ダイナはこれからも値上がりしますか?

先のことは誰にも分かりません。カチエックスのデータでは、ダイナ全体の真ん中の価格は2026年1〜6月が65万円前後、7〜9月が約80万円、10月(途中)が約64万円でした。夏に一時的に上がったものの、上がり続けているとは言えない動きです。値上がりを待つ間に走行距離が伸びると、その分だけ価格は下がる点にも注意してください。

Q. FXDB(ストリートボブ)とFXDL(ローライダー)は何が違いますか?

ストリートボブは1人乗りのシートと高めのハンドルのシンプルなスタイル、ローライダーは低いシートで2人乗りもしやすい定番スタイルです。買取相場は、ローライダーが約78万円、ストリートボブが約70万円で、ローライダーのほうがやや高めでした。

Q. ツインカムのダイナは値上がりしていますか?

カチエックスのデータには年式ごとの情報がないため、エンジンの世代(エボ・ツインカム)ごとの値動きはお答えできません。ダイナの大半はツインカムエンジンの世代で、その代表であるローライダー(FXDL)の3か月ごとの真ん中の価格は、60万〜90万円台を上下していました。

Q. 不動車や事故車のダイナでも売れますか?

売れる可能性は十分にあります。ハーレーは部品として価値があったり、直して乗りたいという買取店がいたりするからです。廃車にする前に、一度査定に出してみてください。

Q. ダイナの査定額を知るだけでもいいですか?

カチエックスでは、写真を送るだけで全国の買取店から入札が集まります。入札額に納得できなければ、無料で売却をお断りいただけます。

※売買契約の成立後に出品者の都合で解除する場合は、所定の手数料・違約金が発生することがあります。詳しくは利用規約をご確認ください。

まとめ:あなたのダイナの「今の価値」を確かめてみませんか

この記事のまとめ
・2026年の買取相場は、ダイナ全体で約73万円。ローライダー約78万円、ストリートボブ約70万円(いずれも中央値)
・この夏は約80万円まで上がったが、10月は約64万円に戻っている。値上がりが続いているとは言えない
・後継の新型ソフテイルより安い価格帯。例外は最終型のローライダーS(約195万円)
・価格を大きく左右するのは走行距離。同じ1台でも、買取店によって提示額が約11万円違う

ハーレー全体の相場や、ほかの系統との比較は、こちらで解説しています。

ハーレーの値段・買取相場【2026年】系統別の落札額と「これから上がるハーレー」をデータで検証

長く大切に乗ってきたダイナだからこそ、その価値をきちんと評価してくれる買取店に託したいですよね。

カチエックスなら、写真を送るだけで、ダイナを欲しがっている全国の買取店から入札が集まります。いくらになるのかを確かめてから、売るかどうかをじっくり決めてください。

\ 画像だけで全国から一括査定 /

【無料】買取価格をチェックする