バイクの価格高騰はいつまで続き、いつ値下がりするのか?
新車の納期は遅れ、中古価格は値上がりし、安いバイクに限ってさほどコンディションが良くないなど、乗りたくても乗れない状況が続いてるかと思います。
今回、弊社カチエックスが独自に調査を行い、今後の進展についても考察しています。
本記事では、そもそもバイク価格が高騰した理由と、今後の進展についてご紹介してきます。
まず現状をお伝えすると、2022年まで高騰が続いていた中古相場も、2023年半ばから落ち着きを見せている車種が多いですね。
なので、高く売却するためにはなるべく多くの見積りを取るのが重要です。
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【無料】買取価格をチェックするいつまで価格高騰が続くのか?落ち着く見込みは「新車の供給が安定してから」
価格高騰が落ち着くタイミングについて、有力な候補として上がっているのが「新車の供給が戻った時」です。つまりコロナが完全に収束した時に、中古価格は安定すると言われています。
レッドバロン、ホンダドリーム、YSPなど複数の店舗に確認をとりましたが、どこも明確な答えはありませんでした。ただ、「新車が供給されないから中古車の値段が上がっている。だから、新車が供給が安定すれば中古車の価格は落ち着いてくる」という点については共通していました。
しかし2023年現在では、半導体不足が徐々に解消されてきている影響で、新車の供給が復活してきています。
ハーレーは値上がりしてる車種が多いですが、国産車は2022年の相場から数万円ほど下がっているものも割と出てきていますね。
カチエックスでは写真を送るだけで簡単にバイクショップへと売却できます。過去の売却実績も載っているので、是非気になる方は試してみてくださいね。
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【無料】買取価格をチェックするバイク高騰の主な理由
バイクの相場が高騰していた要因は下記です。
- 新車の供給不足
- メーカーの販売規制
それぞれ詳しく解説していきますね。
新車の供給不足
現在、日本国内での新車バイクの供給が間に合っていません。新車がないので中古車への需要が高まり、中古価格が高騰しているのです。
新車の供給不足の原因は、ご存知の通り「コロナ」です。
また、輸出入に使われるコンテナが不足してることも、供給不足の大きな障害となっています。
また、2020年にホンダレブルやZX25R(約20年ぶりの4気筒250ccバイク)など、予想を上回る大ヒット作が生まれたことで、需要を大きく上回っている事も供給不足の一因です。
それは今でも品薄状態が続いており、1000台以上のバックオーダーを抱えたまま納期遅れが続いています。そのためか、新車を購入し、国内市場に出回る新古車への買取価格は上昇、店頭に並ぶ頃には新車と同様か、それ以上の値段で取引される事態になっています。
また、新車販売の伸びについてですが、全軽自協の統計によると、2019年、2020年では国産4メーカーの新車販売台数は平均6万6千台にとどまっていますが、2021年では9月時点ですでに6万3千台、今年12月には累計で8万台に登る見込みです。
今は空前のバイクバブルで、旧車の値上がりも気になりますが、価格高騰の引き金となっているのは新車の供給不足がメインです。新車の供給が安定すれば、安全性が高く故障も少ない新車に需要が傾き、中古価格は値下がりしていくと考えられます。
この中古車のコンディション問題については以下で詳しく解説しています。
メーカーの販売規制(コロナ前から高騰は既に始まっていた説)
ホンダを皮切りに始まった「バイク販売網の規制」は、コロナよりも前の出来事ですが、これもバイク高騰の理由の一つとして考えられます。
昔、基本的にはどの排気量にも関わらず、バイクショップはメーカーから新車を仕入れて販売することができていました。しかし、この規制により、主に「収益性の高い大型バイク」は正規ディーラーでしか販売できなくなり、一般のバイクショップは仕入れ不足に陥ります。
そして、ここ数年でバイクショップのあり方は大きく変化しています。
- 中古車量販店を維持しつつ、メーカーと契約して正規ディーラーを新設。新車の仕入れ体制を整えたお店
- 中古車販売へ更に特化することに決めたお店
- 対処出来ずに吸収合併、廃業していったお店
このように、多くのバイクショップは、必然と中古車をメインに取り扱う事で生き残っていく形へ変貌していきます。当然、良い中古車があれば、同じ条件で規制を受けたお店同士で取り合いになるため、中古価格は自然と値上がりし、それが皆さんの手元に届く頃には値上がりした状態で店頭に並ぶわけです。
その後、販売規制はホンダに続いてヤマハ、カワサキが規制を進めました。その影響から、実はコロナ前から中古価格の高騰が始まっていたのでは?との指摘もあり、更にコロナによって価格高騰が加速したと言われています。
規制直前、レッドバロンは新車を大量に仕入れた
この規制が適用される前に「レッドバロンはホンダから、新車のCB400SFを大量に仕入れた」という独自情報を手に入れました。確かに「CB400SF」はどの時代でも必ず売れる鉄板商品です。それが今後販売できない、となるとレッドバロンへの客足は遠いてしまうため、一時的にでも未然に防ぎたかったのでしょう。
今ではもう、レッドバロンでは「ホンダとカワサキの大型全車種、ヤマハは一部(yzfr1など)」を新車を買うことができません。
価格高騰したバイクと、買取価格が上昇した背景
以下では、特に価格高騰で話題に上がっていたバイクについて5つ、買取相場と中古価格の推移について調査した記事があるのでご覧ください。
いずれも異常な値上がりを見せ、とてもじゃありませんが昔のように安く買うことは難しい事が分かります。反面、所有している方にとって、中古価格の高騰は朗報です。
売却価格が上がっているため、例えばコロナ前に購入した方であれば、購入価格よりも高い値段でバイクを売ることができるようになったバイクもあります。
いずれのバイクも価格が高騰し、値上がりしきったままで安くなる気配はありませんが、細かく見ればそこまで値上がりしていないバイクも存在します。高くなりすぎて買えない方でも、人気バイクから少し外れて、ある程度マイナーな車種であれば安く買うこともできます。
今後は「買取価格」も高騰していく
買取業者が現在でも乱立していますし、今後も増えていく見込みですが、バイク乗りの皆さんにとっては朗報です。中間マージンや消費税がかからない分、お店は買取価格をあげられます。さらに、より専門的なバイクに特化したお店も、インターネットを通じて買取するようになります。
つまり、今まで相場なりに判断され安く買取されてきたバイクも、今まで見なかったお店が買取に出るため、高く買取してくれるお店に出会いやすくなります。
今後はネット上のやり取りのみで、愛車を売れる時代が来ます。今まさに、サービスの一つとして始まっているのが「カチエックス」です。2018年から始まり、業者オークションのシステムを取り入れたネット完結型買取サービスで、価格交渉も専任スタッフが対応してくれます。
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ネット完結のサービスなので、引き取り時の減額や価格交渉もありません。
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