バイク買って後悔する事って、例えば何があるのでしょう? また、他のみんながどんな後悔をしているのか気になると思います。
後悔する時は、だいたい何か妥協した時や大損した時です。バイクは高い買い物ですが、どうしても金銭面で妥協せざるをえないシーンもあるのではないでしょうか?
ただ、これから後悔をしないためにも、先人が後悔したことはぜひ教訓にしておぼえておきましょう。
今回は後悔した方々の原因や失敗談と回避策を記載しています。今後の参考にしてみて下さい。
バイクを買って後悔した8つのリスト
これから紹介する「バイク買って後悔した8つのリスト」は数々のバイク乗りが後悔してきた実際の苦い経験を集約させたものです。
ローンで生活が圧迫されて泣く泣く手放して後悔
ローンは組める金額に限度があるので、いきなり生活が破綻することはありませんが、それでも月2万のローンが重くて生活が苦しくなる人は多いです。
バイクは買った後も維持費がかかり、カスタムしようとすれば高いもので数万円しますし、故障した場合の費用も掛かってきます。もちろんガソリン代もバカになりません。
問題なのは、ローンの支払いが一度でも遅れた場合です。個人信用情報に傷がつくことになるので、最悪の場合は賃貸を借りたり、他のローンが組めなくなるなどの問題がおきます。
そうならないためには、購入前に、月々のローン代に、多めに見て+1万~2万円を足してみた状態で、十分な生活ができるか計算してみることです。
例えば月2万のローン代なら3万~4万は毎月出費があると見ておきましょう。それで生活が厳しいとなれば、もう少し安いバイクを買うか、カスタムは妥協するなど調整が必要です。
すでに、ローン代で厳しい状況なら生活を安定させるために売却しましょう。ローンがあっても基本的には問題なくバイクを売ることができます。
型落ち買って「やっぱり新型にしておけば」と後悔
これもよくある後悔パターンの一つです。型落ちは安いんですよね。例えばNInja250なら新型と比べて10万以上安い事もあります。
結局、何に後悔するかというと「馬力やデザインを新型を比べて後悔」します。 安く買えた分の値段と、本当にほしかったデザインや性能とが釣り合わない事のほうが多いんですね。
もし共感できる部分があれば、一旦落ち着いて、「どうしたら新型を買えるのか再度計画を練る」ことをおすすめします。例えば、携帯料金を安くしてみたり、食費を少し切り詰めてみたり、タバコを辞めるのもの良いでしょう。
もし、妥協して型落ちを買い、やっぱり新型が良いと思って乗り換えると、数十万単位のお金を捨てることになります。
どうしても新型がほしくて妥協せざるを得ない時、焦りを抑えて一旦落ち着いて資金計画を練り直すと後悔は少なくて済むでしょう。
嫁に黙ってバイクを買って家庭崩壊寸前
だいたいのお父さんは同じ悩みを持っているでしょう。俗に「嫁ブロック」と言われています。 どうしても我慢できない人は「強行突破で嫁に黙ってバイクを買う人もいる」ようです。上手く行けばよいのですが。
許してくれる嫁さんなら良いのですが、そうでない場合は家庭に亀裂が入る原因になりかねません。
仮に子供が2人いて世帯年収700万だと、月に10万も貯金できたら良いほうです。奥さんが子供のために貯金しているはずです。そこに、バイクの維持費はローンも含めて平気で月2万を超えて家計を圧迫するので、将来のことについて奥さんから厳しく追求されるでしょう。
すでに、強行突破して後悔中の方は、よく奥さんと相談して土日に副業なりしてローン代を稼ぐか、売却して手放すか、今後の方向性についてお互いよく話し合うことが大切です。
また、これから似た状況になりそうな方は、怒られてからでは遅いので必ず奥さんに相談しましょう。
良い方法ではありませんが、相談なしの強行突破より、相談後の強行突破のほうがまだダメージは少ないです。
営業の言葉を鵜呑みにして後になって後悔
まず、バイクショップの営業マンはバイク好きがほとんどです。
バイク乗りは世間では未だに肩身が狭く、お互いの仲間意識が強いので、これから同じバイク乗りになる相手に対して嘘をついたり、できるだけボッタクリしようと思う営業マンは中々いません。
ただ、この誠実さが返ってアドバイスを鵜呑みにしてしまう事につながります。バイク屋だからといって全てのバイクを乗ってきた経験があって全てを知っているわけではないためです。
もし、営業マンが「このバイクは馬力が◯◯でツーリングにも最適ですよ」といって、乗った経験がないアドバイスを受けても、自分に合うバイクなのかその言葉だけでは分からないんですね。
営業マンのアドバイスを参考にするときは、その営業マンがそのバイクに乗った経験があるのかが大事です。もし、購入を検討しているバイクと同じバイクに乗っていた営業マンがいたら、どのように使って、どのような道を走って、どんな感動がそのバイクにあったか聞いて見ましょう。
実体験を元にしたアドバイスに共感できたら、そのバイクは買っても後悔はほとんどありません。
値引きできたことに後で気づいて後悔
そもそも値引きすること自体が後ろめたいと思う方も多いのが現実ですが、値引きして安く買えるなら、それは安く買えたほうが良いですよね。
お店によっては値引き交渉されると嫌な顔するところもありますが、その時点でお店は値引き交渉に慣れていないに等しいので、客足が少ないと考えて良いでしょう。つまり、そこまで人気のお店ではないということです。
さて、チェーン店なら当たり前のように値引き交渉は行われていますし、キャンペーンを行っていることもあります。そして、値引き額は多い時にバイク用品などの値段も含めると、1万円~10万円ほどに相当したものになることがあります。
今は値上がりして厳しい状況ですから、後になって値引きできたことを後悔するよりも、先に知識を入れておいて必要なタイミングで交渉してみると後悔は少なくて済みます。
レッドバロンで買って後悔する
レッドバロンで後悔する主な理由はローン金利の高さと、レッドバロン特有の縛りが苦痛に感じるようになった時です。
金利が高いので、月々の支払い額は同条件のバイクを買っても他のお店よりも多くなりますし、オイルリザーブは買う時は便利でも、売りにくくなるような仕組みがレッドバロンにあるので、後になって面倒だと感じる方も少なくありません。
原因は「他のお店をよく見てこなかった、知らなかった、レッドバロン以外を信用できなかった」という理由が多いですね。でも初めてバイクを買うならレッドバロンが安心なのは確かです。
レッドバロンは日本一のバイクショップで、設備やアフターサービスが充実しているので圧倒的な安心感がありますが、同じようなクオリティーは他のお店でも実現可能です。
レッドバロンも初心者にとっては大変安心できるバイクショップですが、お店選びを怠ると、後になって後悔することがあるので、よくお店を見て回り、比較しながら選んでいくとよいでしょう。
個人売買で詐欺にあって後悔
安さ求めてバイクを買おうとすると、行き着く先は「個人売買」です。
ヤフオクやメルカリから買うのが一般的ですが、バイクショップのように保証があり、検査しているわけではないので、必ずといっていいほど購入後に問題がみつかります。
知人や家族にメンテナンスできる人が入れば、手伝ってもらう事もできますが、身近に手を貸してくれる人がいなければ故障修理の沼に陥る事になります。
しかも、「個人売買で買ったバイクは故障が多すぎて、直しても故障するからお店として責任を持ちたくない」というお店が多く、個人売買で購入したバイクの修理は断られやすいのも忘れてはならないポイントです。
特にバイクのメンテナンス経験が無い方や、バイク歴がまだ浅い方、工具が揃っていなかったり、自分でメンテナンスできる環境が無い方が個人売買でバイクを買うと後悔はもちろん、大変です。
「なら個人売買はやめたほうがいいの?」と思うかもしれません。正直言って、個人売買で買うぐらいなら、まだ買わないで我慢して少しお金をためてお店で買う事をおすすめしたいです。
そして、どうしても個人売買でバイクを安く買いたい方は、家族や友人などバイクに詳しい方の力を借りられないか相談してみましょう。手伝ってくれる人がいて、自分がメンテナンスできるようになれば個人売買でバイクを買うのは怖くありません。
もっと色んなバイク見ておけばよかったと後悔
これはバイク選びに失敗したパターンですね。 2~3台またがって触っただけでは、そのバイクが自分に合うかどうかは中々分かりません。
バイクを買った最初1ヶ月ぐらいは楽しいですが、乗ってるうちに「あれ、なにか違うな・・・」と思うものです。特に鏡越しにバイクにまたがった自分の姿を初めて見た時が後悔の分かれ目です。
筆者の場合、FF7のクラウドに憧れてアメリカンを買いましたが、自分の趣味嗜好に全く合っていませんでした。どちらかといえば、スポーツタイプのバイクとの相性が良かったのです。半年もしないうちに乗り換えました。
バイク選びで後悔しないためには、いろいろなバイクタイプに触れてみましょう。 バイクタイプは様々ありますが、ここでは代表的なタイプを紹介しておきます。
・ストリートファイター:攻撃的なフォルムでだいたい速いバイク
・ネオクラシック:都会に溶け込む大人向けのおしゃれなバイク
・カフェレーサー:オシャレで速さを追求したカスタムバイク
【フルカウル】
・スーパースポーツ(SS):速く走ることだけに特化したスピード好き向けのバイク
・ツアラー:ツーリング向けで少しスポーツ性能もあるバイク
・メガツアラー:SSとツアラーを混ぜた良いとこ取りのバイク
【アメリカン】
・チョッパー:ハンドルが頭上まで伸びた威嚇的なアメリカン
・ボバー:低重心で今風なスタイルのアメリカン
【ビッグスクーター】
スクーターを大きくしたもので、女の子に好まれるバイク
【オフロード】
・デュアルパーパス:オフロードとオンロードを足して2で割ったようなバイク
・トライアル:競技向けに作られたオフロードで非常に軽くて速い 【クルーザー】
ラグジュアリーでゆったり乗れるバイク。孫に受ける
このように、大きく分けて7つのバイクタイプに、さらに一人一人のライフスタイルや志向に合わせたバイクがあります。
できれば全部見てみて、触ってみて、エンジンをかけてみて、それからバイクを選ぶと後悔が少なくなります。時間はかかりますが、1台ミスって乗り換えると10万円は軽く飛んでいくので、損する金額から見れば十分時間をかけても良いのでは?と思います。
まとめ:「後悔するとき大体焦りがち」
以上、数々のバイク乗りが経験してきた、バイクを買って後悔したことのまとめでした。
同じ過ちをしないためにも、是非参考にしておきたいものです。特にローン関係はとても怖いので、今まさに後悔中の方は早急に対処しましょう。
これからも新しい後悔ポイントがあれば追加していきます。
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