2000年代初頭に流行ったビッグスクーターも、下火になったとはいえ現在でも根強い人気を誇っていますね。
各社メーカーも現在の流行に合わせ、現行車はスリム化を図り、更に利便性が上がっています。
高速走行もでき、簡単なツーリングならこなせてしまう魅力的なラインナップとなっています。
実際に今回ご紹介する全ての車種に乗って調べてきたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
- 近年、150cc前後のスクーターが流行ったことを鑑みて、150cc~250cc以下を比べた評価となっています。
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現行ビッグスクーターの選び方【評価ポイントは6つ】
今回どの視点でおススメをしているのかをざっとお伝えします。
以下のポイントで見ると250ccスクーターは間違いがありません。
是非理想を見つけてくださいね!
- 価格の安さ
- 積載性
- 高速安定性
- 燃費性能
- 加速性
- 便利機能
上記に基づいて250ccのビッグスクーターおススメをしていきます!
おすすめスクーター①:スズキ バーグマン200【ジャストサイズなスクーター】
バーグマン200は、スカイウェイブの後継として人気になっていますね!
詳細を以下で見ていきましょう。
- 価格の安さ 【★★★★☆】
- 積載性 【★★★★☆】
- 高速安定性 【★★★★☆】
- 燃費性能 【★★☆☆☆】
- 加速性 【★★★★★】
- 便利機能 【★★★★☆】
理由は以下で解説していきます!
バーグマン200の新車価格は57万1,340円(税込)
この車格では安いけど、やはり155cc系よりは高い っていう感じです。 フォルツァが65万8,900円なので、それと比べるととても安いですね。
更に「2022年モデルではなく1年くらい落ちた中古でも良い!」という方は、2021年モデルの中古という選択もあります。
22年モデルと仕様は全く変わらないのに、21年モデルは50万円を切る車体も少なくありません
積載はメットインで最大41L
車体サイズを若干絞ったせいもあるのか、他の250ビッグスクーターよりは少なめです
しかしシート下にはフルフェイスが2つ入り、フロントのグローブボックスは、ペットボトルや長財布が楽に入るスペースがあり、総容量は6Lの容量かなり便利になっています。
車格が大柄で高速安定性は良い
重量は165kgと大柄な車体にしては軽いですが、ホイールベースも250スクータークラスなので高速で安定してくれます。
下道の機動性も捨てたくないし、高速も割と乗るけど、購入価格も抑えたいという方は良い選択と言えますね。
150~160ccクラスでは味わえない安定感ですよ。
燃費は36.0km/Lでちょっと頼りない
250のフォルツァやXMAXで40km/Lを超える中で、36km/Lは少し物足りないですね。
サイズがダウンしているだけ長く走って欲しいモノです。
しかし、仮に1年に1万キロ走ってもリッター4キロ差なら4000円~5000円くらいしか変わりません。
なので、安く大きい車格のスクーターが欲しい人なら、気にしすぎる必要はないかも知れませんね。
40kmからの加速性は面白いレベル
トルクは16N・mと155ccクラスよりちょっとあるくらい程度で、低速はハッキリ言って弱いです。
重さから考えると出だしで「パワーあるな!」という事にはならないでしょう。
しかし、バーグマンは高回転型になっています。なのでアクセルをガバッと開けて、40km超えた辺りから250ccスポーツバイクに勝てるんじゃ?という感覚になれます。
高速走行では力強い味方ですね。
シガーソケットは標準装備、グローブボックスの広さは評価◎
目立った新機能などはありませんが、シガーソケットが標準装備でついているのは嬉しいですね。
「そこまで沢山便利機能あっても価格高いだけだし、シンプルなのが良い」という方にはベストですよ!
それとグローブボックスが広いのは、「便利機能」と言ってもいいくらいですね。
この左右総容量7Lというグローブボックスサイズは、様々な小物を一通り入れて置けるのでガソリンスタンドやコンビニに寄った時、飲み物を飲みたくなった時、サッと必要なものが出せるのは便利です。
他の車種だと財布、スマホは入るけどむき出しで怖いという事もありますし、とてもおススメですよ。
おすすめスクーター②:ホンダ PCX160【バランススクーター】
PCX160は150ccクラススクーターの中で最もバランスに優れたスクーターです。
詳細を以下で見ていきましょう。
- 価格の安さ 【★★★★☆】
- 積載性 【★★★★☆】
- 高速安定性 【★★★☆☆】
- 燃費性能 【★★★★★】
- 加速性 【★★★★☆】
- 便利機能 【★★★★★】
PCX160の価格は40万7,000円(税込)
価格はザ・普通。
現行ライバル車である、NMAX155と比べると2万2千円高いですね。
現行NMAXと違いを挙げるなら、メットインが大きいのと僅かに燃費が良い、タンク容量が1ℓ大きいため航続距離が77km程長いという点等です。
他にもABS性能がNMAXのほうが良かったりですが、そこはもはや好みの話ですね。
メットインは32.4Lと割と良い
250クラスのスクーターと比べると劣りますが、この車格で新型は32.4Lあると、旧型と比べて小物や雨合羽などが追加できるので嬉しいですね。
高さもあるので帽体が大きい、システムヘルメットなども余裕でいけそうです。
高速安定性は80kmくらいなら◎
PCXはもともと125ccのクラスの中では安定性が高かったこともあり、高速安定性は悪くはありません。
フロントがライバル車NMAXと比べて1インチ大きいというのは、路面状況が悪い時に頼りがいがあるものです。
しかし80km/hを超えて100km/hくらいで軽くでも横風を受けたりすると、250スクーターより頼りなさを感じます。
たまに高速に乗る車両としてはストレスを感じにくいですが、もしロングツーリングも・・・と考えると250スクータークラスを検討した方が良いですね。
燃費は53.5km/Lで250クラスと比較なら◎
NMAX155やADV150と比べるとそこまで変わりはありませんが、バーグマン200やフォルツァ、XMAXと比べると10km以上燃費が良いのでちょっと魅力的ですね。
ですが、1リットル160円と仮定して年間1万キロだと、10kmの1年間の燃費の差は8000円なので、これをどう見るかはちょっと人によっては考えモノです。
スタートの加速性は良い◎
125ccに160ccのエンジンを積んでいるようなものなので、車格125ccみたいな感じだけどどうなの?という方は心配無用です。
しかし初速は良いのですが、高速巡行では250ccクラスに比べて若干の物足りなさを感じます。
保険程度に高速走行を考えるなら選択としてはアリですが、高速もよく使うとなったら排気量がもっと上の方が楽になりますし疲れも少ないのでおススメです、
PCX125と同じ便利機能で至れり尽くせり
スマートキーが採用されており、キーを出すことなく、シート、燃料タンクのスイッチ操作に加えて、イモビ機能、自車を光らせて見つけるアンサーバック機能を備えています。
更に5万円ちょっとのオプションで、スマートキーと連動してくれる35Lトップケースも付けられるのはとても便利ですね。ツーリングでも通勤でも重宝しそうです。
おすすめスクーター③:ヤマハ トリシティ155【高速でも安定感抜群】
前二輪の恩恵は155でも変わらず、パワーが上がっています。
詳細を以下で見ていきましょう。
- 価格の安さ 【★★★☆☆】
- 積載性 【★★☆☆☆】
- 高速安定性 【★★★★★】
- 燃費性能 【★★★☆☆】
- 加速性 【★★☆☆☆】
- 便利機能 【★★★☆☆】
トリシティ155の価格は48万4,000円(税込)
価格ちょっと高めですね。
前二輪のLMW機構の為に同排気量帯から8~10万高いです。
しかし250クラスのスクーターよりは安いのとLMW機構に強い魅力を感じているなら、まだ手頃な価格と言えます。
現行NMAXと違いを挙げるなら、メットインが大きいのと僅かに燃費が良い、タンク容量が1ℓ大きいため航続距離が77km程長いという点等です。
他にもABS性能がNMAXのほうが良かったりですが、そこはもはや好みの話ですね。
メットインは24Lとかなり狭い
トリシティ155はその特異な構造の為、フルフェイスもモノによっては入りません
深さはあるけど幅が無いと言った感じです。
GT-Airなど少し帽体が大きいフルフェイスは入りませんね。
ヘルメットを持って寄った施設に入るのが億劫だし、ロングツーリングもこなしたいなという方は、リアボックスも考えると良いでしょう。
高速でも前二輪が安定感抜群
スクーターは高速走行をしていると横風を受けたり、ほんの少しの道路わだちでも怖さを感じる時がありますが、 トリシティの前二輪は精神的にも物理的にも安定感が出ます。
100km近く行っても、他の150ccクラスのスクーターよりコーナリングの安心感が出ていますね。
特に滑りやすくなる雨の降り始めに、ストレスを感じなくてもいいのは快適です。
ただ、少し広くなったとは言え、足を伸ばせないステップ部分は身長170cmを超えてくると少しきついかもしれませんね。
筆者は足を伸ばせるPCXみたいなタイプが好きです…
燃費は43.4km/Lで実用的
重さからいったら43.4km/Lは良い数字と言えます。
凄い!というほどではなくとも、ちょっと前は125ccでもこの燃費だったので良い方と言えるでしょう。
ただ、50km/Lを超えてくる車両が優秀なだけですね。
年間のガソリン維持費の差を考えても、1万円以下の違い程度です。
加速はまあまあ125よりは◎
同じ排気量帯と比べると車重があるので、加速性は多少落ちますがトリシティ125よりは格段によくなっています。
そもそも加速性を求める様なスクーターではないので仕方ないですね。
しかし「高速道路で追い越しできないほどか」と言われると、フルスロットルにすれば追い越しも可能なので特別「遅い」という訳では無いですよ。
便利機能はDCジャックくらい。でも利便はどうかちょっと疑問
ヤマハのスマートフォンとの連動機能なども無く、シガーソケットに当たるDCジャックが備え付けられているくらいです。
しかしちょっとこのDCジャックがいただけないのは、USBジャックを付けて、USBケーブルを差し込むと高さが出てしまい、グローブボックスの蓋を無理やり閉めたり閉まらない可能性がある事です。
NMAXはそもそも蓋もなく、PCXはUSB化されているのですが、ちょっとそこが不安点になるかもしれませんね…
おすすめスクーター④:ホンダ ADV150【遊べるアドベンチャースクーター】
ADVは国内唯一のアドベンチャースクーターという新たなジャンルのスクーターです。
詳細を以下で見ていきましょう。
- 価格の安さ 【★★★★☆】
- 積載性 【★★★☆☆】
- 高速安定性 【★★★☆☆】
- 燃費性能 【★★★★★】
- 加速性 【★★★★☆】
- 便利機能 【★★☆☆☆】
ADV150の価格は45万1000円(税込)
価格は同じホンダのPCXと比べると、5万円程高いですが、豪華装備の割には手頃と言えます。
悪路走行性を高めるのに適したディスクブレーキに、ブロックタイヤ、フォーク、そしてクラス最高の燃費をたたき出しているという事を考えると、「スクーターでもちょっと遊び心や人と違ったスタイルが欲しい」と思ったらかなりお買い得です。
メットインは27Lとフルフェイスはしっかり入って余裕もあり
PCX160には劣りますが、メットインスペースはしっかり確保してくれています。
こういった遊び系の車両はメットインスペースなど、利便性が削られる事も多いのですが、非常に使いやすいのはポイントが高いですね。
しかしオフローダーヘルメットなどになると縦の長さが少し不安かもしれないので、購入前にメットインスペースを試してみるのもアリですよ。
高速安定性はPCXと同等くらい
最低地上高がベース車両であるPCX150より3cmほど上がっているのでどうなんだろ?という感じですが不安定感はありません。
むしろキビキビ走れるように車体がセッティングされているので安定性は増しています。
しかも可変式のスクリーンを採用しているので、高速時にはスクリーンを上げて風防性を高めることが出来るなど、「ちょっと遠くの悪路に走りに高速に乗る」というシーンでも活躍できますね。
燃費は54.5km/Lでクラス最高レベル
現行で発売されている中では最も燃費が良いです。(ADV150はADV160発売の為、2022年10月で生産は終了) 遊べる系のスクーターで燃費が良いとは嬉しいですね。これは2名乗車時の燃費なので、よっぽど回さなけれは60km/Lに近づくことも出来そうですね。
加速性も◎
PCXよりも更に機敏性を出すためにセッティングされているので、60km/hまでの加速が良いです。
150ccの中では優秀な方ですね。100km/h周辺の高速域より、悪路などで楽しめるセッティングなので、ADVのコンセプトに惹かれるならそこはあまり気にしなくても良いでしょう。
便利機能もしっかり装備
USBポートはもちろんの事、後続の車両に急停止を自動ハザードで伝えるエマージェンシーストップシグナルに可変スクリーン、スマートキーシステム、温度や日付にオイルインジケーターなどがついている多機能メーターと、便利機能がもりもりに入っています。
これだけ入って、遊べるバイクが45万円とはかなり魅力的です。
おすすめスクーター⑤:ホンダ フォルツァ【容量最強の250スクーター】
フォルツァは2車種しかない現行250ccスクーターの中で、最も容量が大きいスクーターです。
詳細を以下で見ていきましょう。
- 価格の安さ 【★★★☆☆】
- 積載性 【★★★★☆】
- 高速安定性 【★★★★★】
- 燃費性能 【★★★★☆】
- 加速性 【★★★★☆】
- 便利機能 【★★★★★】
フォルツァの価格は65万8,900円(税込)
価格は150~160ccスクーターと比べると高いですが、ライバルXMAXと比べても5000円程しか変わらないので平均と言えます。
価格はそこまで際立っていない要素ですね。
メットインは48Lとかなり大きめ
フルフェイスが2つ入ってしまうほどの容量です。ライバルXMAXと比べ3L程大きくなっています。 たかが3Lですが、雨具やちょっとした買い物で差が付きますね。
なるべくならフックやリアキャリアを考えたくないという人は、フォルツァがおススメです。
高速安定性は重量もあり◎
高速安定性は、さすが250ccということもあり安定感があります。
しかし、ライバルXMAXと比べると、剛性が足りないアンダーボーンフレームを採用しており、バックボーンフレームを採用しているXMAXより高速でのコーナリングではちょっと不安なところもありますね。
ですが、「250㏄スクーターでそこまで攻めないよ」という人には少し関係の無い話なので気にしなくても大丈夫かもしれません。
燃費は41.5km/Lと優秀
186kgの250ccにしては頑張っていますね。
ライバルのXMAXとは1km程の差しかないので、特段良いとは言えませんが昔と比べると良い感じです。
加速性は250ccとしてしっかり見せてくれる
250ccということもあり、150ccよりトルクは1.5倍となっておりスタートダッシュからの加速性は良いです。
特に60kmからの加速は、150ccクラスより気持ちの良い感じで上がっていきますね。
ライバルのXMAXと比べても馬力、トルクと共に同じで大差はありません。
しかし、フレームの違いで重量が軽く、剛性が高いXMAXの方がトルクを感じやすいため、加速性は良く感じます。
「気のせいレベル」と評する人もいるので、気になった方は実際にレンタルで乗り比べるのも良いですよ。
ちなみに筆者は「XMAXの方がダイレクトな加速を感じるな」と思ったので、フォルツァは星4としています。
ホンダらしく至れり尽くせりで便利機能たくさん
電動スクリーンに、USBソケット、アンサーバック機能、アフターパーツの電動トップケース等と便利と思える機能が沢山ついています。
特に快適性を求めるなら電動スクリーンは嬉しいですね。
XMAXも可動ではあるのですが、ボルトを外して調整しなくてはいけないというのは状況に合わせてすぐに調整できないので、5000円+ならフォルツァにしたいですね。
加えてXMAXはDCソケット、フォルツァはUSBソケットの違いがありますが、余計な変換プラグを挿さなくて良い分、フォルツァの方が現在では利便性も高いのでここでも軍配がフォルツァに上がります。
しかし可能性として、ヤマハはDC対応のみの電熱装備等の為に、拡張性を重視してDCソケットにしている可能性もあります。
DC対応のみの機器を使いたい方はXMAXの方が良いかも知れません。
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