バイクのロングスクリーンって、付けるか付けないか迷いますね。
デザインの問題だったり効果がどんなものか迷ったり。
ブランド品では万を超えてくるので、ちょっと躊躇してしまいますね。
この記事では、ロングスクリーンのメリットデメリット、そして注意点を解説していきます! 迷っているなら是非参考にしてみてくださいね。
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バイクのロングスクリーンとは?
正直、定義はハッキリしていませんが
バイクのロングスクリーンとは車体前部につけられる、顔の近くまで高さがあるスクリーンがそう呼ばれることが多いですね。
多くはアメリカンのツアラーモデルであったりビッグスクーターに付けられたりもします。
快適性が高いとの評判もあって、使用する人も少なくないですね。
大型アメリカンなどでは、標準でロングスクリーンがついてたりもします。
バイクのロングスクリーンのメリット
ここでは、バイクのロングスクリーンを装着したことによるメリットを紹介していきます。 是非参考にしてみてくださいね。
風の抵抗が軽減するため、運転が楽になる
ロングスクリーンのもっとも大きな効果の一つが「風の抵抗を軽減してくれる」ですね。
「大きなアメリカンツアラーみたいな巨大スクリーンじゃないと効果は感じにくいんじゃないの?」と思われる方も少なくないですが、 顔だけでは無くお腹や胸に来る風が無くなるだけで楽さが違います。
ネイキッドタイプに付く小さなスクリーンでも、お腹への風の抵抗が軽減されるので高速に乗った時の楽さが変わってきますよ。
虫ストライクが防げる
ロングスクリーンがあると、虫がヘルメットやウェアに当たるのを軽減できます。
田舎の道やツーリングスポットを走った後、気が付くとヘルメットが虫の死骸だらけになっていたという経験をした人も少なくないはず。
あの虫の痕を取るのは、精神衛生的にも嫌ですね。
しかも、走行中にちょっとヘルメットシールドを拭おうものなら、取れるどころか伸びてしまいます。
そんな厄介な虫ストライクも、ロングスクリーンがあれば守ってくれるので被害は少なくなりますよ。
雨もある程度防いでくれる
これは割と顔近くまで覆ってくれるタイプに限りますが、走行中突然雨が降ってきたときに濡れるのを多少防いでくれます。
薄着でバイクに乗ってしまったときなんかは雨粒が痛い時ありますよね、そんな時はロングスクリーンが役立ってくれます。
バイクのロングスクリーンのデメリット
次に、バイクのロングスクリーンを装着したことによるデメリットを紹介していきます。 是非参考にしてみてくださいね。
バイクのデザインが崩れる
「バイクのデザインが崩れる」という理由で、ロングスクリーン装着を躊躇している人も多いのではないでしょうか。
確かに、 ロングスクリーンは決して小さなパーツでは無いのでバイクのシルエットに影響を及ぼします。
特にスクーターでは無いバイクは、大きくデザインを崩してしまいますね。たまに「ロングスクリーンはおっさん臭い」とかいう人もネットで見かけます。
しかし、ロングスクリーンは比較的簡単に取り外せるので、長いツーリングの時だけ付けるというのもアリですよ。
ハーレーでは、デタッチャブル式という着脱が簡単なタイプも販売されていますので、検討してみるのも良いですね。
視認性、開放感は少し下がる
仕方ないことなのですが、ロングスクリーンを付けることによってロングスクリーン越しに景色を見る範囲が増えますね。
そのため、「開放感が無くなった」や「スクリーンが汚れると見づらい」といった話もあります。
ですが交通上の安全を脅かすレベルでは無いので、これも好みの選択ですね。
「機能性」か「開放感」かというお話になってきます。
ちなみに筆者は、そんなに気になったことはありません。
バイクのロングスクリーンをつける時の注意点
ここではバイクのロングスクリーンを付ける時の注意点をお話します。
付ける時の注意点だけでは無く、バイクを売る時のことまで気を使った注意点をお伝えしますね。
有名メーカー以外はあまり使わない方が良い
スクリーンは走行中に風を常に受ける負荷の高い部分です。
あまりにも安いモノは、固定部分が破損したりする事例もあるので避けましょう。
バイクのロングスクリーンは車種にもよりますが1万~3万円です。
たまに1万円以下の値段で売られている無名メーカーものもありますが、購入はGIVIやデイトナなどと言った、有名なメーカーの方が安全です。
中古品も避けるのが吉
使用年数も頻度も分からない中古品は危険です。
自分で目利きできるという自信があるなら大丈夫ですが、数千円の差ぐらいしかないので新品を買う事をおススメします。
何か不具合があった際は保証も無いので、新品の方が安全ですよ。
外した純正スクリーンは取っておこう
今乗っているバイクを乗りつぶす気でいるというなら大丈夫ですが、 いざ売るとなった時は純正を持っている方が値段が付きやすい傾向にあります。
純正スクリーンは年式が経てば経つほど希少になっていきます。
純正スクリーンだけ今すぐ売るというのもアリですが、バイクを売る時に一緒に純正がついている方がお得になりやすいので取っておくのがおススメですよ。
ロングスクリーンを使用した人の感想
やっぱりデザインとでせめぎ合っている人もいました。
そこは自分の心の中と要相談する必要がありますね。
まとめ【用途に合っているなら付けて損無し!】
ロングスクリーンは快適性を上げてくれ、長く走るにはとても便利なパーツです。
付ければ快適に、バイクに乗ることができますね。
虫以外にも、前から跳ね上げられた小石など突然の破片からガードしてくれます。
保証がついているメーカー品でしっかりとしたものを選べば、簡単に壊れないので更に安心ですね。
デザインで気になる方も多いようですが、ロングスクリーン付けることは、カッコ悪い事でも何でもありません。
もし気になってしまうようなら、ロングスクリーンが似合うバイクに乗り換えてしまうのもありですよ。