最近のバイクは進化が著しいですね!
「数年バイクの情報を入れていないと知らない技術が増えている」なんてこともありますね。
今回の記事では100人のライダーにアンケートを取って、カチエックス編集部が「最も影響力があるであろう最新技術」を5選に絞って紹介していきます!
是非バイクを買う際など、参考にしてくださいね!
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バイクの最新技術その①:【クイックシフター】
クイックシフターとは 「走行中のシフトアップ、ダウン時にクラッチレバー操作をせずにシフト変更ができる」機構です。
元はレースの世界で使われていましたね!
近年では市販車にも導入されており、車種によっては後付けも可能です。
発進時と停止時にはクラッチレバーを握らなくてはいけませんが、走行中にクラッチを握らなくて良いのは左手に優しいですね!
クイックシフターのメリットとデメリット
この最新技術の簡単なメリットとデメリットを記載していきます。
走行時と発進時以外は基本的にフリーになるのでクラッチレバーを握る回数が減りますね。
クラッチ操作によるタイムロスが減るのでとても楽ですね!
大型車やシフトアップのみに対応しているものはコツや慣れが必要になってきます。
シフター自体が2万円前後、工賃も2万円前後になるケースが多いです。
クイックシフターが投入されている主な市販バイク
以下でクイックシフターを搭載できる主な車種を紹介していきます。
- カワサキ Ninja ZX-25R
- ホンダ CBR250RR
- ヤマハ YZF-R25
- ヤマハ MT-25
- ホンダ CB1000R、RR
- ホンダ CRF1100L Africa Twin
- ホンダ CB1300
- カワサキ Ninja Ninja H2、SX SE、SX SE+、CARBON
- カワサキ Ninja ZX-10R、RR、SE
- カワサキ Ninja VERSYS 1000 SE
- スズキ GSX-R1000R ABS
- ヤマハ MT-09、SP
- ヤマハ MT-10、SP
- ヤマハ NIKEN GT
- ヤマハ MT-10、SP
- TRACER900 GT
- YZF-R1M/YZF-R1
- その他ドカティ、MVアグスタ、アプリリア、KTM等
バイクの最新技術その②:【キーレスエントリー】
キーレスエントリーとは 「バイクのキーを鍵穴に挿さずにボタン操作などでエンジン始動、その他操作を行える」技術です。
初導入は2004年のホンダ・フォルツァでしたが、ここ5年でスクーターのみならず、高級車などでも導入されていきました。
最近ではリアケースも連動して開けたり、アンサーバック機能なども導入されているので更に便利になっていきましたね。
更に鍵穴をこじ開けられたりすることを防げるので、盗難対策には持って来いですね!
キーレスエントリーのメリットとデメリット
この最新技術の簡単なメリットとデメリットを記載していきます。
キーをイグニッションに挿すことが無くなるので、ポケットから出し入れ際に落とすリスクが減らせますね。
ドライバーでこじ開けられるなどの盗難が絶滅しますね!
車だとキーが用意されていることもありますが、バイクには無いモデルが多いので、電池を常に持っておくなどしておきましょう。
専門店のみでしか直せないので、書類などは必ず持っておきましょう。
再発行は数万円コース確定です。
キーレスエントリーが投入されている主な市販バイク
以下でクイックシフターを搭載できる主な車種を紹介していきます。
- ホンダ PCXシリーズ
- ホンダ リード125
- ホンダ ゴールドウィング
- ホンダ CBR1000RR-R
- ホンダ C125
- ヤマハ TMAX650
- ヤマハ NMAXシリーズ
- カワサキ GTR1400
- カワサキ Ninja H2 SX/SE
- カワサキ Ninja 250/400
- その他ドカティ、MVアグスタ、アプリリア、KTM等
バイクの最新技術その③:【ホンダライディングアシスト】
ホンダライディングアシストとは 「ホンダが開発した、無人自立走行まで行える」技術の事です。
2017年に披露され、一時期話題を集めましたね!
2024年現在、市販化は実際にされていないもののライダーの記憶に強烈に刺さっています。
ASIMOの2足歩行技術を応用して作られているのですが、まさかASIMOからバイクに転用されるとは想像がつきませんでしたね。
2輪最大の難点である、転倒という恐れが無くなるのは凄い事です!
早く市販化の瞬間が見てみたいものですね。
ホンダライディングアシストのメリットとデメリット
この最新技術の簡単なメリットとデメリットを記載していきます。
転倒防止機構がある為、両手を離してもバイクがバランスを取ってくれます。
転倒に対して身体は、常に緊張状態を保っているのでこの機構を積んでいれば、その緊張から解放されますね。
公式からはアナウンスは特に無いですが、車の自動運転以上の法律面での厳しさと、量産体制への切り替えに難問が生じているようです。
ホンダライディングアシストを搭載された車両
以下でホンダライディングアシストを搭載された実験車両を紹介していきます。
※2023年現在、ホンダライディングアシストを搭載した車両は、市販されていません。
- ホンダ NM04
- ホンダ NC750
バイクの最新技術その④:【Yamaha Motorcycle Connect】
Yamaha Motorcycle Connectとは 「バイクとスマホを連携させて、様々な情報をバイクから得られたり、スマホの情報をバイクで確認できる」ヤマハ専用技術です。
2021年のNMAX ABSから採用が始まりました。
着信の管理、燃費の管理、最終駐車位置の確認等が出来るのは革新的ですね!
ここで「なんでヤマハの技術?ホンダもカワサキもスズキももっと前からやってるじゃん!」と思う方もいるかもしれませんが、あえてヤマハで言及したのは「新車価格50万を切る庶民車NMAXでの採用をしたから」です!
今までは他3社はゴールドウィング等、大型のみでの採用でしたが、ヤマハはこれを中型以下に落とし込んできたのが凄いのです。
これから安い車両や低排気量にも広がるきっかけとなりそうですね。
Yamaha Motorcycle Connectのメリットとデメリット
この最新技術の簡単なメリットとデメリットを記載していきます。
今まではメーターに表示されているのを眺めるだけでしたが、ガソリン価格が上がる今、効率的な細かい管理が出来そうですね。
盗難の際に確認出来たり、イベント会場などの広い駐車場に停めた際は楽に見つけられそうですね。
ナビ機能などはまだついておらず、少し痒い所に手が届いてない感じですね。
Yamaha Motorcycle Connectが投入されている主なバイク
以下でYamaha Motorcycle Connectに対応している車種を紹介していきます。
- ヤマハ NMAX ABS
- ヤマハ NMAX155 ABS
- ヤマハ X FORCE ABS
バイクの最新技術その⑤:【アダプティブクルーズコントロール(ACC)】
アダプティブクルーズコントロール(ACC)とは 「車間距離に応じて加減速を適正に調整し自動的に走行してくれる」技術の事です。
2021年にドゥカティ ムルティストラーダV4sに搭載され、バイク界初のACCとして注目されました!
車では軽自動車から高級車まで既に広まっているものの、バイクでは2020年に入っても実用化はされていませんでした。
現在は外車中心に搭載されているのですが、国内ではカワサキなどが導入しています。
趣味性が高いバイクには賛否両論ですが、大型車に導入されたらかなりロングツーリングが楽になりそうです。
アダプティブクルーズコントロールのメリットとデメリット
この最新技術の簡単なメリットとデメリットを記載していきます。
従来だとカーブの際はクルーズコントロールが上手く効かないことがありましたが、ムルティストラーダV4sで言えばバンク角50度まで許容し、カーブを検知して最適な速度まで落とし込んでくれます。
レーダー型なので従来より、細かいスロットル調整をライダーに要求することは無いので「バランスを取るだけで良い」という感覚にしてくれそうです。
4輪でのACCの感覚は慣れている人も多いと思いますが、2輪は少し特殊ですよね。
カーブの際に減速される感覚に、最初はちょっと気持ち悪さを感じそうです。
アダプティブクルーズコントロール(ACC)が投入されている主な車種
以下でアダプティブクルーズコントロール(ACC)が投入されている主な車種を紹介していきます。
- DUCATI ムルティストラーダV4s
- KTM 1290 SUPER ADVENTURE S
- BMW R1250RT
- カワサキ 車種未定
以上、注目のバイクの最新技術について紹介していきましたがどうだったでしょうか?
個人的にはアダプティブクルーズコントロール(ACC)が気になってしまいましたね!
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