雨の日にバイクなんて・・・と思ってしまいますが、どうしても乗らなくてはいけない時はありますね。
そんな雨の日に乗る際に、必要な注意事項などをこの記事ではまとめています。是非参考にしてください。
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雨の日のバイク運転でやってはいけないこと
1.「急」な動作は行わない
賢いライダーさんなら「そのくらい」とは思うかもしれませんが、意外とやってしまう方多いですね。
特にフロントの急ブレーキは、雨の日でもバイクのバランスを崩す最悪の動作です。
フロントグリップを失ったらハンドルが強い力で大きくぶれ始めそのまま・・・ですね。
2, スピードを上げ過ぎないこと
雨の日は路面状況が見えにくいので、どこに一番水が溜まっているか分かりません。
車の教習でも習う「ハイドロプレーニング現象」はバイクでも起こり 、しかも4輪と違いすぐにバランスを崩しやすいです。
しっかりスピードを落としていきましょう。
3, 生半可な装備で乗らないこと
ちょっとぐらいなら濡れても問題ない事が多いですが、夏場でも 服が濡れた状態で走行すると、低体温による判断力の低下が起きてしまいます。
なのでしっかりとレインコートや手袋をして乗るようにしましょう。
装備が無い場合は、あきらめて別の交通機関を使った方が安全です。
雨の日でも快適に、安全にバイクに乗るための装備とは
1.バイク用のレインコートを
上下1万円~のきちんとしたものを選びましょう。バイク用と書かれているものがおススメです。
普通のではだめなの?と思うかもしれませんが、 そもそも歩行者や自転車用に作られたレインコートとバイク用では耐水圧に10倍程差があります。
各耐水圧は傘が大体250mm レインコートは基本2000mmです。なのでバイクで必要なのは10倍なので約20000mmですね。
おすすめはゴールドウィンから出ているレインコートです。 筆者が使ってきた中で一番コスパが良かったです。ブーツカバーやグローブも買うと良いですね。
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- 「耐水圧」とは、生地に染み込んでくる水をどれだけ防げるかを表す、JIS規格の数値の事です。
2.なるべく最新装備に頼る
・ABS(アンチロックブレーキシステム)
・CBS(コンバインドブレーキシステム)
・トラクションコントロールシステム
上記を備えているバイクは雨の日ではとても強い味方です。
ABS(アンチロックブレーキシステム)
高速で細かいブレーキングを、急ブレーキの時に行ってくれタイヤがロックして滑ることを防止してくれるシステムです。
バイクで使われ始め10年ぐらいたち、値段も手ごろになってきているので検討材料としてはとても良いですね。
CBS(コンバインドブレーキシステム)
前後輪同時にバランスよくブレーキをかけてくれるブレーキシステムですね。近頃は125ccでも積極的採用がみられ、こちらも手ごろなシステムとなりつつあります。
前後輪慌てると人間では綺麗にブレーキを掛けられないので助かりますね。
トラクションコントロールシステム
バイクのトルクの強弱をコントロールしてくれるシステムですね。
最近は雨天モードなどでトルク調整をしてくれる車種もあるので、とても使い勝手の良いものになっています。
3.ヘルメットの曇り止め対策を
雨の日はシールドが曇って前が見えなくなっていきますね。
現象の理由としては、ヘルメット内外に気温差が出てしまう事による結露です。
おススメはピンロックを貼るか、曇り止めスプレーやシートで拭くことです。
【ピンロック】
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【曇り止めスプレー】
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それぞれそこまで高額ではないので買うのはとてもアリですね。
視界の確保はとても大事です。
雨の日に乗った後のバイクの手入れ方法!
1.なるべく真水で洗い流してあげること
路面には油や汚れなど、その他大量に科学物質などが紛れ込んでおり、晴れの日以上にバイクに汚れが付着します。
洗剤で洗車するのは面倒という場合は、 真水をかけながらブラシで磨いてあげるだけでも大分違います。
特に塗装の無いエキパイやエンジンなどはサビてしまいますのでこまめにやってあげるのが長持ちの秘訣ですね。
2.レインコートも乾燥後、防水スプレーをかけてあげること
いくら良いレインコートでも ぐしゃぐしゃにして放置したりしていると、繊維が伸びて役に立たなくなっていきます。
なので伸ばして乾燥後防水スプレーをかけると長持ちにつながります。
3.ヘルメットは乾いた新聞紙などを中に入れて乾燥させる
密閉度が高いため、ヘルメット内には湿気がかなり残ります。
放置してしまうとカビてしまうので 乾いた新聞紙、タオルや吸湿剤などを中に入れて乾燥させるとカビが発生しにくいです。
入れる前にドライヤーで温めてから入れておくと、早く乾燥しますよ。
まとめ
皆さんいかがでしたでしょうか?
雨の日に乗るのは大変ですが、気を付けていれば乗れないことも無いですね。
・低速の運転を心がける
・最新装備を使う
・なるべく良いレインコートなどを使う
・雨の日走行後は軽くでも手洗いしてあげること
上記に気を付けて快適安全な雨の日バイクライフを楽しみましょう!