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「CT125・ハンターカブ」はいつが買い時?新型モデルの中古相場や評判・口コミ、歴史まで網羅!|買いたい新書

「CT125・ハンターカブ」はいつが買い時?新型モデルの中古相場や評判・口コミ、歴史まで網羅!|買いたい新書

今回は、HONDAが展開するカブシリーズの中でもとりわけレジャー用途向けのCT125・ハンターカブについて紹介していきます。

ハンターカブは125ccと低排気量なので小型限定二輪免許でも乗れたり、その燃費の良さから、一度は購入を検討した方も多いんではないでしょうか。

タレントのヒロミさんや、よゐこ・濱口優さん、ハンバーグ師匠(スピードワゴン井戸田さん)など芸能人にもハンターカブファンが多くいます。

今回はそんなCT125・ハンターカブの魅力を見ていきましょう!

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CT125・ハンターカブとは

CT125・ハンターカブとは、本田技研工業(HONDA)が展開する原付二種の小型バイクです。

スーパーカブシリーズのアウトドア/レジャー向け派生モデルとして展開されています。

排気量は125cc(124cc)なので、小型限定二輪免許でも乗ることができます。

また、シフトチェンジは手動ですが、「自動遠心クラッチ付き」なので、AT限定の免許で運転が可能です。

ハンターカブは、「CT」・「ハンターカブ」シリーズのオフロードテイストを持ったレジャー用途のスーパーカブシリーズとして、長く親しまれています。とくに、キャンプなどのアウトドア好きに人気があります。

スーパーカブやハンターカブ、ハンターカブも含めたカブオーナーのことを「カブ主」と呼び、カブ主同士の交流イベントを「カブ主総会(カブミーティング)」と呼んだりなどカブオーナーのカブ愛を強く感じます。

CT125・ハンターカブの新車価格

CT125ハンターカブ

CT125・ハンターカブの新車は、Honda二輪車正規取扱店で購入することができます。 メーカー小売価格は440,000円(税込)です(2023年6月時点)。

メーカー小売価格440,000円
カラーグローイングレッド
マットフレスコブラウン
パールオーガニックグリーン
全長1,960mm
全幅805mm
全高1,085mm
車両重量120Kg
シート高800mm
最高出力6.5kW(8.8PS)/7,000rpm
最大トルク11N・m(1.1kgf・m)/4,500rpm
エンジン種類空冷4ストロークOHC単気筒
燃料消費率61.0Km/L(国土交通省届出値:低地燃費値)
67.2Km/L(WMTCモード値)
燃料タンク容量5.3L

新型モデルのインプレッション動画↓

CT125・ハンターカブの中古車価格

CT125ハンターカブの中古相場

こちらではCT125・ハンターカブの中古車相場を紹介していきます。

2022年6月の49.8万円から2023年6月では45.2万円と、約4.6万円の値下がりを見せています。最も相場が高かった2022年10月頃を境に、毎月相場が下がって来ていますね。

購入を検討してる人には朗報ですが、売却や乗り換えを考えていた人は早めの行動を検討した方が良いかもしれません。

CT125・ハンターカブに乗ってわかったいいところと悪いところ!みんなの評判・口コミ

CT125・ハンターカブに乗ったことがある方にアンケートを取りましたので、評判・感想を紹介します。

CT125・ハンターカブの平均購入価格

まずは、新車か中古車かどちらで購入したかを伺いました。

CT125ハンターカブ

半数以上が中古で購入しているようです。

また、購入価格は、30万円〜100万円となっています。新車価格は44万円(税込)なので、新車価格よりも安く購入できている方もいれば、新車の倍以上の価格で購入した方もいるようです。

CT125・ハンターカブの購入理由

つづいて、CT125・ハンターカブを購入しようと思った理由を伺いました。

CT125ハンターカブ

もっとも多かったのは「デザインが良かった」という回答です。次いで「燃費が良い」というのが続いています。

CT125・ハンターカブの主な用途

主にどのような用途で利用していたかも伺いました。

CT125ハンターカブ

「ちょい乗り/街乗り」と回答した方が4割以上でした。

次いで「通勤/通学」が25%、「レジャー」「ツーリング」が16.7%でした。

「ちょい乗り/街乗り」や「通勤/通学」など、日常の中で利用するという方が多い印象です。 一方で、「ツーリング」や「レジャー」など遊びのために購入した方も3割程度います。

CT125・ハンターカブを購入した感想

CT125・ハンターカブを購入してよかったかどうかを聞いてみました。

CT125ハンターカブ

なんと9割以上がCT125・ハンターカブを購入して良かったと回答しています。

なぜそのように回答したかの理由もいくつかピックアップします。

「はい」と回答した理由
  • 発売前から楽しみにしていた。デザインも無骨でカッコよく男心をくすぐられる
  • ツーリングやキャンプなど幅広く活用でき、燃費も良い
  • 取りまわしが楽で燃費もよく、パーツも豊富で最高
  • 乗り心地も良く、毎日のように使えている
  • デザインがとても気に入っている

ハンターカブを購入して満足している方が多いようですね。 デザインや燃費、取り回しなどが気に入っている方が多くいます。

デザインの満足度は5中5を選択した方が6割以上いましたし、乗り心地の満足度は5中4を選択した方が75%もいたので納得です。

「いいえ」と回答した理由
  • 乗る機会が少なかった

購入して良かったと感じなかった方は、乗る機会が少なかったようです。 キャンプ需要が高まり人気なので購入したものの、意外とアウトドアに行くことが少なかったりすると使用頻度は減ってしまうかもしれませんね。

CT125・ハンターカブの魅力と気になるところ

次にハンターカブの魅力と気になる部分について伺いました。

CT125・ハンターカブの魅力

ハンターカブの魅力
  • 取り回しは軽く乗りやすい。馬力も加速も文句なしで、荷物の多いキャンプに行くのもストレスがない
  • とにかく燃費がいい。街乗りなら60Km/lのときもある。カスタムしやすくオリジナリティが出せるのもメリット
  • 燃費が良い。おしゃれでかっこいい。足つきが良い
  • カスタムパーツが豊富で自分好みにカスタムができる
  • とにかく乗りやすい。普段乗りも、遠乗りも乗りやすい
  • 車体が軽いし取り回しが楽、音が静かで近所迷惑にならない

軽くて乗りやすい、燃費が良い、デザインが良い、カスタムパーツが多いなどの意見が多い印象です。

燃費が良いので気に入れば出かける度に楽しい気分になれそうですね!また、取り回しが楽な点は女性ライダーにもうれしいです。

CT125・ハンターカブの気になるところ

ハンターカブの気になるところ
  • 価格が少し高め
  • シートが硬く長時間乗っているとお尻が痛くなる。振動が比較的大きい
  • 高速道路に乗れない
  • カブとしては燃費が少し悪い
  • シートが固く長時間走行はキツイ

意外と多かったのは「カブ」シリーズとしては燃費が悪め、価格が高めという意見。たしかにスーパーカブやクロスカブなどのより低排気量のモデルは新車価格でも10万円ほど安く購入できます。

メーカー希望小売価格が44万円というのはスーパーカブC125というスーパーカブの中でもプレミアムな上質モデルと同等の価格となっています。

また、高速道路に乗れないという意見も多々ありました。ハンターカブにかぎらずカブシリーズはすべて「原付」に区分されているので、高速道路では乗れません。

高速道路を乗れないとわかっているからこそ「下道を楽しむ」というのも低排気量のカブシリーズの魅力でもあります。

CT125・ハンターカブを購入したい方へのアドバイス

最後にハンターカブオーナーが思う、ハンターカブを買いたい人へのアドバイスも伺ったので紹介します。

CT125・ハンターカブを購入したい人へのアドバイス
  • ハンターカブは、カブシリーズの中では最もおすすめ。クロスカブ110より本体価格は高いですが、それだけの価値はある
  • ハンターカブは、とにかくバイクに乗りなれていない人でも非常に乗りやすいと思う
  • 女性でも楽に扱えて、デザインも気に入れば買い
  • スーパーカブを買うよりもハンターカブを買ったほうが満足するはず!
  • パワーに対して車重があり過ぎるので、付属品をつける際には注意が必要

クロスカブより価値がある、スーパーカブを買うより満足するなど、ほかのカブシリーズを比べている方が多々いました。

また、バイクに乗り慣れていない方や女性にも乗りやすいという非常にためになるアドバイスもいただきました。

先輩カブ主だからこそわかる良いところも悪いところ。それらも含めて「カブ」の魅力が伝わってきますね。

CT125・ハンターカブのカスタム事例

ここでは、インスタグラムに投稿されているハンターカブの画像から良さげなカスタムを施しているものをピックアップして紹介していきます。

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A post shared by no cat no life (@shovel1976)

こちらのハンターカブは、タイヤや荷台、ミラー、マフラー、ハンドル部分、シート、フェンダー、センターキャリアなどを大幅に変更されていますね!カブみ(カブらしさ)は減っていますが、BMX(自転車)ような見た目でかなりかっこよく仕上がっています。

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A post shared by 河口 勝友 (@k.katutomo)

こちらのハンターカブは、タイヤ、ヘッドライトガードやセンターキャリア、ナックルガード、フォグライトなど、アウトドアやレジャーに特化したカスタムです。

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A post shared by Hacchinさん (@hacchin0602)

こちらのハンターカブは、シートやハンドルグリップ、ミラー、ウィンドウスクリーン、ウィンカーカバーガード、ヘッドライトガード、センターキャリア、エンジンガード、サイドバック、リアボックスなどかなりのカスタムを施しています。 カブみも残しつつ、利便性にも長けたカスタムです。

CT125・ハンターカブの歴史

ここからはCT125・ハンターカブの歴史を振り返っていきます。

現在のCT125・ハンターカブは、2020年に発売されたモデルとなっています。バイクの歴史としてはかなり新しいです。

しかし「CT」「ハンターカブ」の名称は形を変えて長年愛されています。

ハンターカブの歴史を遡ると、アメリカホンダにたどり着きます。

ハンターカブのルーツ

日本国内で初代スーパーカブ(C100・50cc)が登場した翌年1959年に「アメリカホンダ」が設立されました。

土地が広大なアメリカでは低排気量(50cc)のバイクの販売に苦戦。その後、1961年にスーパーカブ・C100をベースにした「CA100T TRAIL50」が誕生します。

この「CA100T TRAIL50」こそがハンターカブのルーツと言われています。

CT125ハンターカブ ↑1961年にアメリカで発売されたCA100T TRAIL50(HONDAのホームページより引用)

ホンダによると「CA100T TRAIL50」がアメリカで発売されたのと同じ年に、第8回全日本自動車ショーにスーパーカブC100型ハンターカブが出品され、55ccの「ハンターカブ C105H」として国内で発売されたという記録が残っているようです。

このころのハンターカブの価格は62,400円。東洋経済新報社の資料によると1961年の大卒の初任給が15,700円なので、かなり高価であることが伺えます。

当時のバイク誌には、『険しい山坂にマッチした新しい使い道、狩猟を始め登山、雪上、傾斜地帯でも楽しく走れ。大型二輪車並みの登山力とキャリア装置を完備して誕生!』と謳われています。

現在のハンターカブのデザインが登場

翌年1962年には54ccのC105をベースにした「C105T TRAIL55」がアメリカで発売されました。

CT125ハンターカブ ↑1962年に発売されたCA105T TRAIL55(HONDAのホームページより引用)

1963年には、安全性を高めるためにアップマフラーが採用され、現在の「ハンターカブ」を彷彿させるデザインとなりました。

この1963年のモデルが、第10回全日本自動車ショーに輸出モデルとして出品され、そのときのペットネームが『ハンターカブ』でした。

CT125ハンターカブ ↑1963年にアップマフラーデザインとなったCA105T TRAIL55

日本国内で人気になるまで

1964年に排気量が従来の約1.6倍(87cc)の「CT200 TRAIL90」がアメリカで発売。 1966年に89ccの「CT90 TRAIL90」が発売され、毎年改良されるCTシリーズが人気モデルとなっていきました。

CT125ハンターカブ ↑1964年 CT200 TRAIL90

1969年には本格的にトレール仕様へとモデルチェンジされ、「CT90 TRAIL90」はマイナーチェンジ、フルモデルチェンジを繰り返し販売されました。

そんな中、日本では1961年に「CA105H TRAIL55」をベースにしたハンターカブ 55を発売しましたが、短期間のみの販売で、それ以降は後継モデルが販売されていませんでした。

1968年には、7年ぶりに「CTシリーズ」として、スーパーカブ・C50をベースにした「CT50」が日本国内で発売されました。「CT50」は、前述の「CT90 TRAIL90」の後継型で50ccバージョンといえる内容で、レジャー用途以外にも山間地や不整地での配達や巡回を想定して作られました。

この「CT50」は「ハンターカブ」を踏襲しているものの、正式名称は「ホンダCT50」で「ハンターカブ」という名称は使用されていません。 しかしながらこちらのモデルを「ハンターカブ」と呼ぶこともあるようです。

CT125ハンターカブ ↑1968年に国内発売された「CT50」

1980年に北米向けの「CT90 TRAIL90」が、「CT110 TRAIL110」へ排気量をパワーアップ。 日本国内でも1981年に「CT110」が発売されました。「CT110」は「ハンターカブ」の思想を受け継いだ「トレッキングバイク」というコンセプトでした。しかしながら、この「CT110」はバイクブーム下でもあまり注目されませんでした。

ちなみにこの「CT100」も「ハンターカブ」と呼ばれることが多いですが、正式名称ではありません。

CT125ハンターカブ ↑ 1981年に国内販売された「CT110」。現在のCT125・ハンターカブのデザインとかなり近くなっている。

ここからしばらく「ハンターカブ」は発売されなくなります。そして2013年にハンターカブを連想させる「クロスカブ」が発売されました。2018年には「クロスカブ」がフルモデルチェンジされます。

そしてついに、2020年にスーパーカブ・C125をベースとし「ハンターカブ」「CTシリーズ」の流れを受け継いだ「CT125・ハンターカブ」が日本で発売されました。

CT125ハンターカブ ↑2020年6月に発売された「CT125・ハンターカブ」

まだ、モデルチェンジはされていませんが、2022年、2023年には新色も追加されています。

CT125ハンターカブ ↑2022年1月に追加された新色「パールオーガニックグリーン」

↑2023年モデルで追加された新色「マットアーマードシルバーメタリック」

ハンターカブは中古相場が依然高騰中!新車で買えるなら吉

CT125・ハンターカブは新車よりも中古の方が相場が高いという状況です。

一時はもっと高騰していたので現在は多少落ち着いてはきてますが、それでも依然として新車より高いのは事実。新型も発表されましたし、できれば新車で買えるようにしたいですね。

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